冬の線香花火

この樹はハリギリ(センノキ)です。
枝先に茶色ががってもやっとしている部分が、花柄と種子です。
027 ハリギリ
2011.3.11 真駒内公園
この花柄と種子の付き方は線香花火を連想させませんか?
線香花火の軸の小さな火の玉から流れ落ちる火線を連想しませんか?
023 ハリギリ
2012.3.11 真駒内公園
この線香花火を学術的に表現すると以下のようになります
・北海道主要樹木図譜 : 散形花序で細く平滑な花柄があり、小花柄は長さ5~10mm。散形花序は小枝の先端に叢生し、大型で径20~30mm
・樹に咲く花 : 枝先に球形の散形花序を多数だし、小さな花をつける。
024 ハリギリ
2012.3.11 真駒内公園
種子については、
・北海道主要樹木図譜 : 果実はやや球形、成熟すると暗紫黒色となり、4-5個の縦溝があり、長さ4-5mm、先端 に残留した花柱がある。7月に開花、10月に果実成熟
・樹に咲く花 : 液果、直径4~5ミリの球形,はじめ赤褐色、のちに黒く熟す。種子は長さ3~4mm。
025 ハリギリ
2012.3.11 真駒内公園
ハリギリは、エゾウコギ、コシアブラ、タカノツメなどと同じ仲間でウコギ科に属し、この仲間の花の付け方は、花柄の長短はありますが、ハリギリと同じように散形花序の先に花をつけます。
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