山野草開花調査記録 

下記の調査表は、札幌市農業センターの事務所裏のロックガーデンに植栽されていた山野草の開花時期を調査したものです。 当センターは、現在は小金湯さくらの森公園となっていますが、平成7年までは札幌市内の農家の方に野菜や花卉などの農業技術の指導・支援を行う施設でした。 そのセンター内の一画に、具体的には、新しく整備された小金湯さくらの森公園の中央園路階段を上がりきると簡易な鐘楼とその横に休憩できるパーゴラがあるのですが、それよりももう少し山側に、このロックガーデンがありました。
この開花調査を担当したのは、その当時当センターに勤務していた本田職員で、彼自らが石等を配置し、道内の業者等から山野草を集めてロックガーデンを作り上げました。 しかし、小金湯さくらの森公園が整備されたことにより残念ながら現在はなくなっています。
この開花調査をした本田氏はすでに亡くなられており、彼が残した遺稿は小西氏に引き継がれました。 本田氏と小西氏は農業センター設立当初近くから長らく職場を共にした仲で、私も、両氏と5年間職場の席を同じにしました。 その後、30年余の年月を経て、小西氏とは豊平公園の緑の相談員で一緒になりました。そんな関係で、当ブログに掲載させてもらうことが出来るようになったのです。
調査表には、世界各地の山野草が1091種掲載されています。 興味のある方は参考にしてください。
この調査表の末尾に、小西氏が追記しています。
 この資料は、札幌市経済局農務部農業センター(南区小金湯)において、昭和53年から平成2年までの10年間、農業センターロックガーデンを中心に植栽された山野草について、担当職員(本田光幸)が緻密な調査を纏めたものである。当資料については、平成2年9月、京都大学名誉教授(園芸学)塚本洋太郎博士が京大の園芸学生3名を従え来場され、同園に展示の山野草について3日間に亘る展示植物の検証と監修、評価の確証を得たものである。尚、この山野草収集については、小樽市赤岩園芸(園主 続木忠治氏)の多大な協力を得ていることを付記する。 編集責任 小西敏昭   

⇒ 山野草開花調査 
⇒ 山野草開花調査 アイウエオ順
※ 和名・学名は、園芸植物大辞典を基本に記載

追記;同調査表のエクセル版をご所望される方は、コメント欄にメールアドレスを記入してください。折り返し送ります。

 

    

 

 

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