札幌はヤマボウシの白い花が満開です。 最盛期を迎えています。
2014.6.22 大通西5丁目
2013.6.30 北大植物園 ヤマボウシ手前の潅木はライラック。
2011.6.11 北大植物園 開花初期
ヤマボウシの開花期間は長く、6月中旬から1ヶ月くらい?咲いています。
2014.7.6 森林総合研究所 満開 樹高は8m?くらい。 ここのヤマボウシは部分的に赤みを帯びている。
2011.6.19
花の大きさは10cm弱、前後。 花梗は意外と長く、10cmくらいはありそう。
2016.5.17
葉の展葉と同時に蕾も膨らむ。 4枚の白い花弁の開き始めは緑色。
2016.6.21 開花
白い花弁に見えるものは、“ ※総苞片 ” という。 中心の緑色のつぶつぶが蕾。 写真は、その1つが開花。 緑色の花弁4枚と4本の雄しべが見える。
※ 総苞片 : ウィキペディアなどで検索すると “苞(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、つぼみを包む葉のことだそうです。 苞葉ともいう。
「タンンポポやヒマワリの蕾を見みると、緑色の細い葉の様なもので包まれています。蕾を包んでいる細い葉の様なもの全体が総苞、細い葉の様なもの一枚、一枚が総苞片です。 ドクダミでは総苞片は白いですが、タンポポやヒマワリでは緑色です。 ラッパの様な形の花を咲かせるカラーの花弁状のものも苞です。 白が多いですが、黄色やピンクもあるそうです。」
(みんなの広場:日本植物生理学会の回答を抜粋要約)
総苞片のイメージがつかめると、“がく” と “総苞片” の違いがいまいちはっきりしないので、さらに調べると、 “がく” とは、
「花を構成している花葉(花びら、萼 (がく) 、雄しべ・雌しべ)のうち,いちばん外側にあるもので,そのさらに外 (下) 側には包葉があり,内 (上) 側には花弁 (花冠) がある。萼は花により何枚ずつかの萼片から成り,多くの場合花冠が美しいのに対して,緑色であって葉に近いが,ユリなどのように花弁と同様になったものもある。」
とあるので、
“ 総苞片 ” は葉に、“ がく ” は花の一部に属する、 ということになるようです。