アサダ  円山公園

2020.3.7
写真は先々月の2月12日にウメと一緒に採取してきたアサダの小枝。細長く垂れさがっているのが雄花、膨らみ始めている冬芽が雌花(おそらく)。
ウメの枝は採取・水挿ししてから1週間で花が咲いたのですが、このアサダは展葉はするのですが、1ヵ月近く経っても開花しません。 開花を助けようと水に砂糖(ほんの少し)を入れて養分補給をしたのですが効果は現れず、葉先が黒くなって萎れてしまいました。 水挿しの時期が早いのか?と思って、再度、3月22日に枝を採取してきて水挿しを試みました。 結果は2月12日の同じでした。
サクラやウメなどの冬芽(花芽)の中は花と花梗だけなので、花を咲かせるための養分は少しで済むのですが、アサダの冬芽は展葉して茎が少し伸びてから花をつけるので、細枝の水挿しでは開花させるための養分は足りないようです。 このタイプの冬芽(花芽)は冬季に水刺しで開花させるのは無理なようです。

 2018.12.03
地下鉄円山公園駅を降りて西側に少し歩くと円山公園の正面入口にぶつかります。 その正面にアサダの大木が2本立っています。 大きさは、高さが20m近く?、もっと?、葉張りもそれくらいある堂々たる大木です。 写真は公園南側から撮影。 2018.5.20
公園正面入り口から撮影。 新緑が美しい。 2018.5.20
樹冠内部。
2013.6.8
平岸通に面する澄川墓地(豊平区と南区の区界)。 手前がアサダ、後方がコナラ。 2015.5.6
アサダの開花。 垂れさがっている穂は雄花。
アサダはカバノキ科で、シラカバ、ケヤマハンノキ、ハシバミ等と同じ仲間で、雄花は細長く伸びる雄花序を持つ。 2013.8.13
アサダの果実。 小さな袋状のもの(果苞)が重なり合っているのが果穂。
その一つ一つの果苞にタネが入っている。

アサダは札幌近辺の山々で普通に見られる落葉樹。
アサダ ⇒ アサダ  樹皮・樹肌

 

 

 

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