ドロノキ(その4)

1-RIMG0004(赤字)2013.3.10
これは、自宅近くの国道230号線です。道路両脇に雪が残っていますが、ダンプで雪を運んで行く排雪作業が既に2回行われています。天気予想では、今晩低気圧の通過で雪が降る予想ですので、また道路脇には大きな雪山が出来そうです。通常の年ならこの3月10日にもなると、道路の黒いアスファルトが見えて、道路脇に積まれている雪も真っ黒なのですが、今年はこのとおりです。平成22年10月末の大雪や、ここ数年冬の厳しい寒さなど、冬の気候(気象)が変わってきているように感じます。
1-RIMG0007(赤字)2012.3.10
1月末に近くの河川敷で採取してきドロノキです。同時期に採ってきた他の種類の枝は枯れて捨てたのですが、ドロノキは水挿しで1ヶ月半以上元気です。ただし、花瓶の水は2~3日に1回は取り替えています。
1-001(赤字)
新根です。ドロノキはヤナギの仲間ですので、水挿ししても新根が出てくるようです。
1-RIMG0008(赤字)2013.3.10
葉についている黒い点は、何かの幼虫の糞かと思ったのですが、よく見ると、葉だけではなく葉腋にも沢山付いています。ブラムシの死骸のようです。ドロノキの新葉を触るとネバネバします。このネバネバは、ドロノキの葉に自分の身を守る物質(アブラムシをやっつける物質)を含んでいるんでしょうか。それとも、このネバネバでアブラムシは身動きできなくなり死んでしまうのでしょうか?
今冬、ヤチダモの枝を水挿したときは、冬芽が膨らんで新芽が少し顔を出してからなかなか伸びないのです。伸び出した葉を見るとシンクイムシ?ハマキムシ?何かの幼虫(害虫)に食われて黒っぽくなっています。 葉の中から害虫を取り出して見たものですが、ただの小さな黒い塊です。この黒い害虫(ガの幼虫)もアブラムシ同様に冬芽の中で越冬して、暖かくなって樹が新葉を出すとそれを食べて成長するようです。

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