ハリギリ 樹皮・樹肌

   幹径:2~3cm       幹径:10cm        幹径:10cm

幹径2~3cmのハリギリの幹には鋭いトゲが多数生えています。
中央と右側の写真の幹径はどちらも10cmほどですが、樹肌の模様・色はかなり違います。 中央の写真の幹には棘が確認できますが、右側のものには棘は生えていないように見えますが、少ないですが生えています。
    
幹径:50~60cm    幹径:70cm       幹径:100cm

写真中央のハリギリは、真駒内公園にある推定樹齢140年のものです。
写真右側北大植物園に生えているハリギリの樹肌は、左と中央のものとは趣が全然違います。 幹径が1mを越えるような大木になると、写真のように縦の割れ目模様が粗くなるのでしょうか?

写真では確認できないですが、幹径が50~60cmになっても主幹にはトゲが残っています。

<余談>
ハリギリはウコギ科に属しますが、札幌で身近に見られるのはウコギ科の仲間は、タラノキです。 その他に、エゾウコギやコシアブラがありますが、それほど見かける樹ではありません。
幹や枝にトゲが生えているのは、ハリギリとエゾウコギで、生えていないのがタラノキとコシアブラです。

 

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