ハリギリ  冬芽


冬芽は暗紫色・紫褐色ないしえんじ色をし、無毛で、2~3枚の、葉柄基部起源の芽鱗につつまれる。 頂芽は大きく、半球形、円錐状球形ないし卵形で、長さ5~9mmある。  側芽は小さく扁平し、長さ3~6mmあり、下位のものは発達しない。  (落葉広葉樹図譜)

<余談>
ハリギリはハルニレ、イタヤカエデ、オニグルミ等と並んで札幌周辺の至るところで見ることの出来る樹です。 夏のお盆前後、藻岩山など山の中腹に白い斑点のような模様若しくは白っぽい樹冠をした樹を見つけたら、それはハリギリと思っても間違いないようです。
⇒ ハリギリ
そしてもう一つ、札幌の中心部でも大きなが樹を見ることができます。 それも恐らく開拓史以前の、もともとこの地に生えていたと思われる幹の太い樹です。
 2011.11.3
写真は、中央区北2条西6丁目、道庁南側入り口に生えているハリギリ。
そのほか、北1条西7丁目札幌テレビ放送(STV)北側歩道、 北1条西12丁目(札幌高等検察庁や札幌家庭裁判所のある一画の西側歩道)、 北1条西5丁目北菓楼札幌本館東側に生えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA