ホオノキの実殻

036 ホオノキ2012.4.8
森林総合研究所の樹木展示圃で見つけました。ホオノキの実殻です。多くの樹木図鑑には、白い大きな花や赤い実の写真は掲載されていますが、この時期のホウノキの実はあまり紹介されていませんので、載せてみました。大きさ(長さ)は10cm~15cmくらいです。4~5mの高さについていた実を下から撮っています。
北海道主要樹木図譜では、ホオノキの実を次のように表現しています。
果実は深紅色の球果になり、長楕円形で反転した柱頭があり、平骨で通常長さ13.5cm、径4.5cm、合生し、かつ永存する鞘果には2個の種子があり、核果様で背部で裂開する。
この記述は、熟した10月ごろの実を表現しています。
現在のホオノキの実を表現すると、
長さ10~15cm、径4~5cmある長楕円形の柱頭は、昨年10月頃には深紅色で表面が平骨であったものが、現在は褐色に変化し、裂開した鞘果の先が棘のように尖っている。赤色の2個の種子が入っていた鞘果は裂開して空になっている。
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