四季折々に変化する樹木など植物を観察して樹まぐれに日記を書いています。
2012.8.11
このイヌエンジュは、真駒内公園の五輪通沿い南側駐車場横にあります。高さは8mくらいで、そんなに大きくはなく普通の樹なのですが、落葉後の枝幹だけになると、枝の出方がはっきりと分かり、その柔らかく横に拡がる枝は、「これがイヌエンジュの樹形なんだ、このように枝を伸ばすんだ」と思わせる樹で、私にとっては、気になる木、イヌエンジュのキーポイント樹なのです。
2011.3.20
話が逸れてしまいした。元に戻します。
この樹は今年、たくさんの花をつけました。イヌエンジュは毎年花を付けるのではなく、数年に1度、このように樹一杯に咲かせるようです。南区内の公園や街路樹もこの樹と同じようにたくさんの花を咲かせていました。確かにここ数年エンジュの花を見ていないように思います。
2012.8.11
2012.8.25
数年に1度剪定している街路樹も、花を咲かせ、実をぶら下げています。
2012.9.29
7月中旬過ぎから咲き始め、8月上旬まで約1ヶ月間咲いているのですが、早いものは8月下旬に実を成らします。イヌエンジュはニセアカシアやフジと同じマメ科なので、当然のことですが、鞘ができ、写真のように鈴なりにぶら下がっています。
今年は数年に一度の生り年です。公園や街路樹で、樹木の濃緑色の葉の中に、黄緑色の鞘がぶら下がっているのを見かけたら、それはイヌエンジュの実です。
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