2011.7.23
キンロバイは、本州中部以北、北海道、千島、サハリン等に分布する落葉低木です。高山の岩場に生えるようですが、実際に野生のキンロバイは 見たことがありません。街中では、個人庭園に植えられているのをたまに見ます。盆栽にも利用されるようです。大きさは、５０ｃｍ程の高さになり、株全体がコンパクトにまとまります。この写真は、北大植物園のロックガーデンに植えられているものです。
2012.6.27
花の大きさは２ｃｍ強です。
キンロバイの名前の由来は、黄色でウメに似た花を咲かせるところからきているようです。全国版の樹木図鑑を見ても、このキンロバイは載っていません。関東以西の平地では栽培が難しいのでしょうか。
2012.6.27
灯篭の左横のがキンロバイです。南区の某造園会社の庭に植えられているものです。
2011.8.13
森林総合研究所に植えられているキンロバイです。高さは１ｍ弱です。
キンロバイの特徴は、花期が長いことです。６月中下旬に咲き始め８月の末まで咲いています。咲き方はそんなに豪華ではありませんが、株全体に黄色い花をポツポツと咲かせます。
海外のサイトでキンロバイを調べていると、“dioecious”と単語が出てきました。雌雄異株という意味です。上の花の拡大写真では、雌しべが見えません。雄花のようです。今度、しっかり確認する必要があります。
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私も盆栽で一鉢持っています。金蝋梅についてのコメント大変参考になりました。探してもまともなコメントがありませんね。
コメントありがとうございます。
再度、ブログを読み直してみて、違うな と思うところがありました。
開花期について、８月下旬までとしていますが、最盛期が８月下旬まで、札幌ではその後もポツラポツラ咲き続けます。 開花に適する温度さえあればいつまでも咲き続けるような気がします。
元々寒冷地が自生地なので、関東以西では夏の暑さに耐えられないのでしょうね。