マタタビの葉は夏に白くなる

追記:7月21日
マタタビの雌株(雌花:両性花)を見つけました。藤野の国道230号線から相当奥に入った道路沿いです。
021 マタタビ2012.7.21
確かに、雌花(両性花)は花軸(正確には花柄?)に1個しか花をつけていません。前回の雄花は、花軸に2~3個の花をつけていました。
022 マタタビ2012.7.21
雌花の柱頭の先が花のように拡がるのはコクワと同じようです。
追記の追記:マタタビの葉はまだ白いです。知らないうちに白さを失うのはいつ頃なのでしょうか?花が終わるころ?実のなり始め?と言われているのですが・・・・・・・。
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この時期になると、マタタビの白い葉が山すそに見られます。北区や東区の方には見かける機会はほとんどないと思いますが、山を抱える南区や中央区では普通に見られる樹木(落葉つる性木本)です。
国道230号線(南30条~34条)に近い山鼻川沿いの散策路(山鼻川緑地)を歩くと,山裾にマタタビが樹木に絡みついたり、護岸の上を這っているのを何箇所も見ることができます。車の窓からも見えるところがあります。福住桑園通の南28条?辺りです。この辺りは、山裾が道路際まで迫っており、歩道の脇にマタタビが樹木に絡みついています。
008 マタタビ 山鼻川2012.6.24
これは、山鼻川の護岸上に這っているマタタビです。
よく見ると、マタタビはフジのように巻きついたり、ツルマサキのように気根を出して他の樹木に張り付くのではなく、もたれかかるような、絡まるようにして樹木や山の斜面を覆っています。
009 マタタビ2012.6.24
マタタビの葉は、6月末に気がつくと白くなっています。そして 、いつの間にか(実がなるころ?)元の緑葉に戻って、気がつかないまま秋を迎えているのです。
マタタビの葉が夏だけ白くなるのは、花が葉陰で咲き、目立たないので、代わりに虫を呼ぶためと言われています。しかし、ツタの中に入るような状態で写真をを撮ろうとすると、甘い香りではなく酸っぱいような香り(匂い)、すこし大げさに表現すれば、鼻を突くような香り?がします。あの香り?はなんのためなのでしょうかね?
026 マタタビ2012.7.7
マタタビの花は、葉に隠れていて外側からは見ずらいです。下から覗き込むようにすると、上の写真のように見えます。花は葉柄の基部ごとにつけ、元のほうから順次咲いていくので、開花期間は長そうです。
マタタビは変則の雌雄異株で、雄花の咲く雄株と雌花と両性花が咲く雌株あるそうです。そして、雄花の咲く雄株は2~3個の花を咲かせ、雌株は1個の花を咲かせるそうです。写真のマタタビは雄株のようです。秋口に行っても実は成っていません。残念です。
実は、昨年、花の咲く時期と実のなる時期に写真を撮りに行きました。2回目の秋口に行ったとき、実が全くなかったので、知っている人に取られたのだと思っていました。このことを知っていたら、残念な思いをしなくて良かったのです。
027 マタタビ2012.7.7
確かに、雌しべらしいものは見当たりません。

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