2017.9.25
洋ナシ(ブランディ)の食べごろは、収穫して室内(常温)に置いて1週間~2週間くらい追熟してからです。 食べごろになると、果実は収穫した直後の緑色から少し黄色味を帯びてきて、洋ナシ特有の甘い香りがします。 これが食べごろのサインです。
写真の洋ナシ(ブランディ)は、9月10日に収穫したものです。 9月23日に見たときに果実の表面が少し黒みがかっている部分があるな?と思いつつ、そのままにしておいたのです。 二日後、捨てようと手にとって見ると、ウジムシのような幼虫が果実の表面を這っているのです。 シンクイムシのようです。 大きさは1cmほどで、今夏収穫前に落果したプルーンの中にいたシンクイムシとそっくりで、おそらく、同一種なのでしょう。
この洋ナシは6月下旬に袋かけをしています。 ので、虫は入らないはずなのですが・・・・・・。5~6個、袋をかけ忘れたので、その1個かも知れません。
この時期のシンクイムシの幼虫は、果実から出ると、地面に降り、地中の浅いところで越冬し、そして、来春、幼虫から蛹になり羽化するそうです。
〇洋ナシ(ブランディ)の栽培履歴
・5月14日 開花
・5月22日 農薬散布
・5月31日~ 摘果
・6月 2日 農薬散布
・6月27日 農薬散布
・6月27日 袋かけ
・7月23日 農薬散布
・8月31日 除袋
・9月 2日 農薬散布(オウトウナメクジハバチ)
※通常の年はこの時期に農薬撒布はしない。
・9月10日 1回目収穫
・9月17日 2回目収穫