オオヤマレンゲ 冬芽

2015.12.7
オオヤマレンゲの冬芽
芽鱗は托葉と葉柄が合着したキャップ状。 頂芽(枝先につく芽)は大きく長さ1~1.5cm(樹に咲く花)
オオヤマレンゲは、モクレン科モクレン属(Magnoria属)ですが、札幌ではオオヤマレンゲ以外に、これと同じ仲間であるホオノキ、コブシ、シデコブシ、ハクモクレン、モクレン、ユリノキを見ることができます。
これらの仲間の冬芽について言えば、オオヤマレンゲのものはホオノキとユリノキに似ています。 この3種の冬芽は無毛なのですが、ほかの4種(コブシ、シデコブシ、ハクモレン、モクレン)には白い長めの軟毛が被っています。

また、札幌で見られるオオヤマレンゲ以外のモクレン科モクレン属は、花芽を夏に形成し、その翌春に花を咲かせます。 しかし、6月上旬に咲くオオヤマレンゲの花はその前年にできた花芽が開花したものですが、その後夏の間次々に咲く花は、ハマナスのようにその年に花芽を形成したものです。

→ オオヤマレンゲ 幻の花

 

 

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