プルーン 今年は大丈夫

蒸しますね。 今日の札幌の最高気温は、29℃くらいで30℃は越えていないのですが、不愉快に蒸しています。 風のない家の中にいて扇風機を回すより、外に出て風に当たるほうがさわやかです。 しかし、少し歩いたりすると、じとっと汗がにじみ出て肌がべとつきます。 
今年はエルニーニョで北日本は冷夏になるといわれていたのですが、その予報が当たったのは7月中旬まででした。 珍しく7月に台風が3個も近づいてきて、その内の1個は上陸までしてしまいました。 この頃から蒸し暑さがやってくるようになりました。 台風は南から暖かい風ではなく熱風を北の方に運んできます。 この暑さ(蒸し暑いのは余計ですが)は、台風のおかげ?なのでしょうか? こんな言い方をすると西日本の方に怒られそうですが・・・・・。

昨年、我家のプルーンは7月の中頃?から、パラパラと葉が落ち始め、9月入ると樹の反対側が見えるくらいに葉を落としてしまいました。 以下は、昨年のブログです。
 →  プルーン 黒穂病?

それで今年は、黒穂病が出ないように以下の作業(果樹農家の方にとっては当たり前のことですが)をしました。
・3月24日、プルーンを剪定 雪解け後、剪定した枝を処分(畑に残しておくと、6月頃から?枝に残っていた細菌の胞子が飛び出し、剪定した切口などから進入)
・3月26日、石灰硫黄合剤(20倍液)散布
・5月16日、果樹(リンゴ、ナシ、プルーン)の花が終わった頃、 アクテリック(殺虫剤 750倍液)散布
・6月7日、カルホス(殺虫剤、1,000倍液)、ダコニール(殺菌剤、1,000倍液)散布
・7月5日、オルトラン(殺虫剤、750倍液)、スミチオン(殺虫剤、1,000倍液)、ダコニール(殺菌剤、1,000倍液)
・7月23日 アクテリック(1,000倍液) ダコニール(1,000倍液)散布
※後もう一回、8月上旬に薬をかけようと思っています。
プルーン

その結果、今のところ、病気の葉は観察されません。 また、毎年、この時期に少し膨らんだ果実から透明な液体が細長く垂れ下がる症状(害虫によるもの?)もありません。 今のところ上手くいっているようです。 今年は、甘みのあるプルーンが収穫できそうです。

<追記>
殺虫剤に浸透性のアクテリック、カルホス、オルトラン、接触性のスミチオンを、殺菌剤にダコニールを使っていますが、その根拠は何もありません。 ただ、我家の農薬を保管しておく棚にあったものを使っただけで、プルーンの病気に効く農薬を選んだわけではありません。 上述の農薬がプルーンの登録農薬であるどうかも確認していません。 今年、黒穂病が出なかったことに関しては、殺菌剤のダコニールを散布したことより、3月下旬に石灰硫黄合剤をかけて、剪定した枝をきちんと処分したのが良かったのかな?と思っています。 理由は、しばらく(10年以上?)、石灰硫黄合剤かけていなかったので。

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