エゾヤマザクラとソメイヨシノ 

サクラは咲き始めから1週間ほどで満開になるといわれています。 札幌管区気象台 が4月25日にサクラの開花を発表して10日が経ちます。
ソメイヨシノ 2016.5.3
写真は、5月3日に撮った中島公園の園路沿いに植えられているサクラです。 園路右側がソメイヨシノ、左側がエゾヤマザクラ。 一般的に言われているエゾヤマザクラとソメイヨシノの違いは、
①エゾヤマザクラの開花はソメイヨシノに比べて少し早い(数日~1週間?)
②エゾヤマザクラは花が咲くのと一緒に葉も出るが、ソメイヨシノは花が咲いた後に葉が出る
③ソメイヨシノは一斉に咲く

などといわれていますが、中島公園のサクラを見ると、

①エゾヤマザクラは満開ですが、ソメイヨシノは3分咲きです。 やはり、エゾヤマザクラのほうが開花は数日早いようです。
②エゾヤマザクラの花色には、白に近い桃~淡桃~少し濃い目の淡桃まで色にばらつきがあります。
③左の列、エゾヤマザクラの中には、まだ蕾だけでほとんど開花していない樹もあれば、花びらが散り落ちて葉ザクラの樹もあります。
④エゾヤマザクラは花と葉が同時に出ますが、しかし、個々の樹によって、葉が目立つ樹と花に葉が隠れて?ほとんど見えない樹もあります。

エゾヤマザクラは、個々の樹々で開花時期、花色などに幅があるようです。  4月25日のブログ “サクラ開花” で記したように、ソメイヨシノは挿し木や接木など栄養繁殖で増やしているので品質が均一ですが、エゾヤマザクラは実生なので、個々の樹々にばらつきが出るようです。

 

 

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