宿根草花壇  地下鉄真駒内駅前

2017.6.18
地下鉄南北線真駒内駅の改札口を出て道路(平岸通)を横断するとすぐ目の前に五輪団地の入口があります。 その入口通路の左手に手入れの行き届いた宿根草花壇が目に入ります。
2017.6.18
それは、長さ約35m、幅2mくらいの細長い宿根草花壇です。
花壇中央に五輪団地の案内板が立っていて、その下に「五輪団地 花の会」と書かれた小さな横長の立札が立っています。 この団地に住んでいる花好きな女性達がグループをつくって手入れをされているのでしょう。
私がこの花壇に気づいたのは今から10年前?、いや、それ以上前のような気がします。
これだけ長く続けられるのは、もちろん、花好きな人の集まりだからできることだと思うのですが、もう一つは、場所柄、シチュエーションが最適なことです。 この花壇は地下鉄真駒内駅と道路を挟んで直ぐ前にあることで団地の住民の方が朝夕の通勤時に必ず目にとめる場所にあることだと思われます。
「いつもきれいな花を楽しませてもらっています」
「〇〇の花がきれいに咲いてますね。」
「いつもきれいに手入れされていますね」
「別の新しい種類の花を植えましたか?、何という名前ですか?」
など団地内のご近所さんからの声が聞こえてくるようです。
やはり、これだけのすばらしい花壇を長年続けられるのは、前述したように、花好きの人の集まりであることは大前提ですが、誰か彼かに見てもらっている、多くの人に見てもらっている ということが花壇作りをする動機として重要な要素、やりがいの源泉になっているのではないで
しょうか。
2017.6.18
細長い形状の宿根草花壇はなかなか手が込んでいて、真ん中に幅30cmほどの蛇行した通路が設けられています。園路の片側を焼き丸太で仕切って、後方をほんの少し高くし、そこには少し大きめの草花を配置しています。 後方の団地を仕切る黒い縦長格子状フェンスにはクレマチスやバラなどつる植物を絡ませています。 2017.6.18
手前ピンクの花は、フウロウソウ(ゲラニウム)の仲間、後方の少し茶色味を帯びた大きな葉とその中央に白い花を咲かせているのはヤグルマソウ。 6月中旬に写真を撮ったときには、
クレマチス、スカビオサ、ケシ、ミヤコワスレ、シャスターデージー?、ツボサンゴ、アルケミラ、セイヨウオダマキ、ナデシコ、ツルニチニチソウ、バラ、ジャーマンアイリス
などの花が咲いていました。 まだ名前の分からない花もあり、種類にして50種、それ以上あるのではないでしょうか。春から秋まで楽しめるように作られています。

 

 

 

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