タラノキ:たらの芽の樹


追記:10月22日
秋に紅葉する樹は、なんと言ってもヤマモミジやハウチワカエデなどのモミジ類です。そのほかには、ナナカマドやサクラが鮮やかに紅葉します。
そのほかには? ツリバナ、ニシキギ、ヌルデ、ヤマウルシ、ドウダンツツジ、ナツハゼ、ツタウルシ、ナツヅタなどがあります。まだあるのです。てんぷらにすると美味しいタラノキです。。紅色というより、少し褐色を帯びた橙色に紅葉します。
1-017 タラノキ
2012.10.14
上下の写真は同じ樹です。上が今年の10月14日、下が昨年の10月11日に撮っています。今年はやはり紅葉が遅れているようです。
タラノキはモミジ類やナナカマドに比べると鮮やかさは劣りますが、それでもなかなかの紅葉です。タラノキは郊外の道路縁に多く生えていますので、見る機会は多いと思います。
1-010 タラノキ
2011.10.11
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追記:9月28日
1-060(赤字)
8月23日のブログでタラノキの花を紹介してから1ヶ月余が過ぎます。タラノキの果実です。3mm前後の黒い実が成りますが、遠くから見ると、サーモンピンク?鴇色?色あせたピンク?の花柄が目立ちます。
1-033 タラノキ2011.10.8
タラノキの実のつけ方を見ると、花柄の先に多数の小花柄を拡げ、その先に黒い実を付ける成り方は、花柄の長短はありますが、ハリギリ、エゾウコギ、コシアブラなどウコギ科特有のものです。
1-001 タラノキ 2012.6.3
春先、5月中頃の道路際にあるタラノキは、新芽がもぎ取られているものが多く、「山菜の王様」と呼ばれるだけあり、たらの芽の天ぷらや酢みそあえを楽しみしている人は多いようです。
タラノキは、そのほかに、根皮、幹皮の乾燥したものは、腎臓病、胃潰瘍、糖尿病に効果があり、漢方薬として利用されています。
1-024 タラノキ2012.4.12
アイヌの人達は、私たちと同じように若芽を食用にしたり、根の煎汁を胃痛に服用したそうです。また、枝で物干し竿も作ったり、枝に鋭い棘が密生しているので病魔や悪魔が近づかないとし、悪疫流行のときは、家の戸口や窓口、水汲み場や分かれ道などに立てておいたそうです。
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8月23日のブログ
1-010 タラノキ 焼山線2012.8.10
8月に入って、車や自転車で郊外の道路を走っていて、道路際や山の麓などに白い花を見つけたら、おそらく、それはノリウツギかヌルデかタラノキではないでしょうか?ヌルデとノリウツギの花は三角錐をしていますが、タラノキの花は扇を広げたような、ビルや屋根に隠れて上半分しか見えない花火のような形をしています。ので、すぐ見分けがつきます。
1-012 タラノキ2012.8.19
北海道主要樹木図譜では、タラノキの花を以下のように記述しています。
花は、多数散形花序をなし、花序はさらに頂生の複円錐花序をつくり、長さ30cm~45cm
1-010 タラノキ 柏ヶ丘 橋の上から2012.8.10
この写真は、地下鉄真駒内駅前通を真っすぐ歩いて行って、柏ヶ丘の住宅地に上がる橋の上から撮っています。真駒内川の縁に生えています。タラノキの葉の特徴が良くわかります。
このような葉の付き方を二回羽状複葉といいます。ちなみに、ニセアカシアは、奇数羽状複葉です。 このブログで葉の形状の名称を何回も書いているのですが、なかなか憶えられないです。
参考までに
20120601044852b27.jpg

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