ユリノキ(その2)

先月の5月29日に30℃を越す真夏日になって、それから約1週間夏のような天気が続きました。それ以降どんよりとした雲からときどき雨が降る日が2週間弱続いています。 例年ならこの時期、さわやかな風とすっきりした青空の日が多いのですが、このうっとうしい天気には参っています。 これを蝦夷梅雨というのでしょうか?
蝦夷梅雨というのは、通常この時期、関東~九州に停滞する前線が北の方に偏って東北地方まで上がるため、その前線の雲が北海道まで影響することでしとしと雨が長く続くことをいうらしいのですが、今回の長雨は前線の影響ではなく、北太平洋にある高気圧の勢力が強く、西から移動してくる低気圧がその行先をブロックされて、北海道に長く居座り続けることで長雨の原因になるようです。
それにしても、この天候いつまで続くのでしょうかね? 本来のすっきりした青空を早く見たいです。
大通公園西7丁目のユリノキの花が咲いています。006 ユリノキ 芽だし2011.5.18   5月「中旬に新葉が展葉します。
004 ユリノキ2014.6.10
写真中央の大きな樹、樹冠全体に黄色の点々が見えます。ユリノキの花です。樹高が25mくらいある大きな樹なので、大通公園を何気なく歩いていては、その花にほとんど気づきません。
047 ユリノキ2011.7.92012.6.16
枝先にチューリップのような花を咲かせます。近くでこの花を見ると意外に大きく、7~8cmありそうです。花弁のパステル調のオレンジ色が印象的です。
042 ユリノキ2011.7.9
053 ユリノキ 円山公園 2011.10.9
幹径が1m近くあるユリノキが、大通公園、円山公園、北大植物園にあります。
066 ユリノキ
北大植物園にある説明板。
RIMG0909.jpg2013.6.29
ユリノキの別名ハンテンボクは、葉の形 が着物の上に羽織って着る半纏(はんてん)に似ていることによります。
学名(Liriodendron tulipifera::ユリノキ属:リリオデンドロン ツリピフェラ)は、“チューリップのようなユリの木”という意味。

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