ハクサイ   タネをまく時期

今日から11月です。 朝晩の冷え込みが厳しくなってきています。
先週、北海道に近づいた台風の影響で、我家から見える豊平川沿いに連なる山肌は、ミズナラなど少しの樹種を除いてすっかり葉を落し、樹木は北海道の長い冬を乗り切る体制に入ったようです。

我家では、夜の冷え込みが厳しくなるしたがい、夕食に鍋料理が出てハクサイを使う機会が多くなっています。 しかし、庭で育てたハクサイは10月31日まで使ってもらえませんでした。 理由は株が小さいからです。

札幌で冬の鍋に使うハクサイを作る場合、そのタネをまく時期は、品種にもよりますが7月下旬までにまくのが一般的です。それがギリギリのようです。
しかし、我家ではジャガイモを収穫した後にハクサイのタネをまくので、ジャガイモを7月下旬に収穫して、その後直ぐ同じ場所に肥料を入れて掘り返し、タネをまく床を作ることになります。 それで、ついつい時期が遅くなって、今年は、ダイコンと同じ8月13日にタネをまくことになったのです。
結果は、
2017.10.31
品種は早生系の収穫まで60日のタイプを使っているのですが・・・・・・・・。
2017.10.31
「ハクサイが結球するためには葉枚数をしっかり確保することが必要です。タネまきや植えつけが遅いと寒さで葉枚数が足らず結球せずに終わってしまいます。」
と種苗会社のウェブページに載っています。
正しくそのとおりで、我家のハクサイは結球できない、結球しようとしているところです。 タネをまく時期が約2週間遅れるとこのようになります。 
しかし、これを売るわけでもなく、味が変わるわけでもなく、自分で食べるので問題は何もないのですが、それでもやはり、タネをまいて収穫するのですから、まともなハクサイを作りたいのです。

我々の日々忙しい生活環境からすると、作物はゆっくりとしたペースで成長しているように見えますが、タネをまく、植え替える、肥料を施すなどその季節、その作物の成長に合わせて適切な時期に必要な作業を行わないと、まともな作物は出来ないのです。 分っているけれど?、生活に追われて?ついつい遅れてしまう、適期を逃してしまうのです。

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