ハマナス(その2):ハマナス酒

石狩浜へハマナスの花を見に行ってから、早いもので、約3か月弱が過ぎます。
1-020 ハマナス2014.9.6
6月から咲きだしたハマナスの花は9月に入ってもまだ咲き続けています。ただし、6月下旬~7月上旬にかけてのように花数は多くはなく、ぽつらぽつら咲く程度で6月の豪華さはありません。
1-014 ハマナス2014.9.6
ハマナスの花の咲き方は、枝先に数輪の花を咲かせます。その花が終わると、その下方の茎の葉柄基部から脇芽が出てきて、それが伸びてその枝先に花を咲かせます。そして、その枝の葉柄基部から脇芽が出てきて・・・・・・というように、それを6月~9月まで繰り返えします。
1-021 ハマナス2014.9.9
花が咲き終わったら、順次果実が大きくなります。大きさは2~4cmです。7月以降は果実が赤く大きくなる隣でピンクの花を咲かせています。
ハマナス酒をつくってみました。 以前は、ウメ、コクワ、ヤマブドウ、イチゴ、レモン、コーヒー、ナナカマドなどの材料を使って果実酒をつくって楽しんでいましたが、果実酒をつくるのは久しぶりです。
〇今回使った 材料
・ハマナス       400g
・ホワイトリカー    500cc(果実酒用ホワイトリカー900ccを購入)
・グラニュー糖     100g
※ グラニュー糖又は氷砂糖の入れる分量は、果実重量の1/2といわれますが、我家ではその1/2、重量の1/4にしています。1/2では甘すぎるのです。 また、グラニュー糖を使う理由は、氷砂糖より甘さがすっきりしているように思うのです。
〇つくり方(説明するほどでもないのですが、とりあえず)
・保存ビンを前もって熱湯消毒
・ハマナスの果実についている干乾びた“がく弁”をはさみで切り落とす。 ”がく弁”を切り落とすと、その内側に雄しべと思われる黒い繊維状のものが詰まっています。取り除くことができないのでそのままに。
・がく弁を切り落としたハマナスを丁寧に洗い、乾かす(キッチンペーパーで拭く)。
・保存ビンに、ハマナス、グラニュー糖、ホワイトリカーの順に入れていく。
・保存ビンに、作製年月日、材料名、砂糖の量等を書いた紙を貼る。
つくり方は至って簡単。今回の分量で、全工程1時間弱で終わります。
1-015 ハマナス2014.9.9
ハマナスの実は、少し固めのものから表面の皮が柔らかくなっているものまでいろいろで、それらを混ぜて漬けています。
1-018 ハマナス2014.9.10
漬けたのが9月9日で、3日過ぎています。ホワイトリカーが少し朱色に染まってきています。
飲み頃は? 半年後に飲む人もいれば、何年も寝かす人もいます。人それぞれのようです。我家で以前漬けていたときは、年末頃に味見をしていました。梅酒やコクワ酒は美味しいので、そのまま飲み続け、果実酒用4L保存ビンで年を越して3~4月ごろには無くなっていたように思います。
ハマナス酒をつくるのは30年?ぶりです。当時つくった時の味などまったく記憶に残っていません。さて、どんな味がするものやら、楽しみです。

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA