春の訪れ(その2)

札幌の今日(4月14日)の最高気温は、都心部で19℃まで上がりました。  気象庁のデータで調べてみると、過去30年間(1981~2010年)で、札幌のその日の最高気温の平均値が19℃を越えるのは5月29日の19.1℃です。 一月半季節を先取りした陽気です。 この暖かさで、つぼみも一気に膨らみ、高木類では、キタコブシ、カツラ、サンシュユ、アメリカハナノキ、ネグンドカエデが、低木類では、エゾムラサキツツジ、レンギョウなどが花を咲かせ始めています。 例年より1週間~10日早いように思います。豊平川2015.4.14
豊平川に架かっている22条大橋から、南に向って撮影。 中央、川に沿って生えている樹は、ヤナギ。 樹冠がぼやぁーと黄色く見えるのは、ヤナギの花の最盛期。
向こう右手の山は藻岩山。 山頂から中腹にかけて白く見えるのは残雪。  藻岩山にはカツラが多く生えているので、南30条辺りの山のふもとで、赤く染めたカツラが見られます。
カツラ2015.4.14
南17条西11丁目、トヨペットの裏手に生えているカツラ。 今が満開。 これだけ赤く染まるのは、おそらく雄株?。若しくは新芽? 後の山は藻岩山。
クリックして下さい →  藻岩山のカツラ

大通公園 コブシ カツラ2015.4.14
大通西3丁目。 キタコブシの白い花が咲いています。 近づいて見ると、花弁が完全開ききっているものは少なく、つぼみを大きく膨らませたつぼみがほとんどで、ちょうど咲き始めのようです。 その向こうに、枝が赤っぽいのか?、樹冠全体がもやぁと赤みを帯びているのはカツラの花(雌花)が咲いているため。

エゾノウワミズザクラ 北大植物園2015.4.14
北大植物園
中央、新緑の樹木は、エゾノウワミズザクラ。 周りの樹木は全て冬枯れ状態。 この地方で生育できる樹木のなかで、おそらく、このエゾウワミズザクラの芽だしがダントツに早いのではないでしょうか? 筒状の花序も新葉の中から立ち上がってきています。

エゾノウワミズザクラ 植物園2015.4.9 北大植物園 エゾノウワミズザクラ
4月上旬芽だし。

 

 

 

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