焼きいも

2022.6.1
昨年の秋収穫したサツマイモで焼き芋を作りました。レンジで7~8分?チンして、その後約1時間(弱火)フライパンで蒸し焼きにしました。 甘みがのってとってもおいしかったです。昨年12月に作ったものより、数段上の美味しさです。
サツマイモは収穫後にデンプンの糖化(甘みを増す)がゆっくり始まり、その糖化は止まることはないそうです。 だから、昨年12月のものより、それから半年経った6月に作った焼き芋の方が格段においしいのです。
その貯蔵方法は、収穫したサツマイモを洗わずに新聞紙に包んで段ボールに入れ、2階の部屋に置いておきました。 我家の暖房はセントラルヒーティングなので、温度(サーモスタット)を最低の1に設定しても、真冬でも最低温度は10℃以上はあり、陽が射す日中は15~20℃まで上がるのではないかと思っています。 そんな部屋に昨年10月~今年の6月まで置いておきました、

以下は、日本いも類研究会のホームページで、サツマイモの保存方法についての記載です。

さつまいもの貯蔵適温は13~15℃、湿度が80~90%とされています。今では冷蔵庫に入れるような人はいないでしょうが、寒さには弱いですから気をつける必要があります。
農家レベルでの貯蔵法としては、土中貯蔵、地下穴貯蔵、電熱を利用するキュアリング貯蔵、室内貯蔵などがあり、以前は個人による地下穴式の貯蔵が多かったのですが、最近では生産団地の大型化や青果用の周年出荷のために大型の室内(コンテナ)貯蔵が一般的となっています。

詳細については、JRTwebに掲載してある『さつまいもMiNi白書』の Ⅹ 栽培技術 → 7.貯蔵 をご覧ください。

一般家庭での保存であれば、台所の片隅や流しのあたりに段ボールに入れて置いておけば大丈夫ですが、少し寒い地域では新聞紙にくるんで発泡スチロールの容器に入れておくとベターでしょう。(ただし、密閉すると多湿になって腐敗の原因になりますので注意が必要です)

上述の説明では、サツマイモの保存適温が13~15℃、湿度が80~90%と書かれています。この保存条件と収穫したものを洗わないで新聞紙に包んで段ボール箱(段ボール内の隙間に新聞紙を入れる)に入れて、温度の低い部屋に置いておくことが条件的にほぼ一致したのでしょう。 今回新聞紙から取り出したサツマイモは乾燥はしていましたがイモはしっかりとしていて、まだしばらく、6月末?、7月末?までは十分に腐らないで持ちそうな感じでした。 4~5個残っているので、いましばらく美味しい焼き芋が楽しめそうです。

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