札幌で見られるカエデ類(外来種)の冬芽

札幌で見られるカエデ類(外来種)の冬芽
RIMG0026 ギンヨウカエデ2013.1.5 ギンヨウカエデ
069 ネグンドカエデ2012.4.21 ネグンドカエデ
撮影時期が4月下旬で、冬芽(つぼみ)が膨らんできています。
RIMG0015 アメリカハナノキ2012.3.13 ルブルムカエデ(アメリカハナノキ)
CIMG2152 ノルウェーカエデ2011.3.8 ノルウェーカエデ
上記3種の冬芽の形状は、写真のとおり、卵形で、大きさはネグンドカエデとアメリカハナノキは5mm前後で、ギンヨウカエデは前記2種に比べると少し小さいようです。
ギンヨウカエデ、ネグンドカエデ、ルブルムカエデ(アメリカハナノキ)は、北アメリカ原産、雌雄異株で、冬芽の形状もよく似ています。種(しゅ)は違いますが、花や冬芽のよく似た形状からして、近い仲間のようです。これらのほかにもう1種、カナダの国旗に描かれていてメープルシロップで有名なサトウカエデがあるのですが、この樹はなかなか花を咲かせないようで、ほかの3種が花を咲かせる時期に、大通公園や北大植物園にあるサトウカエデを見に行くのですが、しっかり探しても見つからないのです。もしかして、開花時期が違うのかもしれません。ブログや図鑑を見ても、サトウカエデの花を見つけられません。そんなことで、サトウカエデの冬芽を撮っていないようです。
※サトウカエデは雌雄異株ではないようです。
ノルウェーカエデ(ヨーロッパカエデ)は、名前のとおりヨーロッパ原産で、独特の濃紫褐色の葉は、一目でノルウェーカエデとわかるほど、その色に特色があります。冬芽の形状は、北アメリカ産のカエデ類より、日本原産のイタヤカエデやクロビイタヤなどと似ています。
<余談>
日本に自生するカエデ類はヤマモミジ、イロハモミジ、ハウチワカエデなどと種類が多いのですが、世界的に見ると、そのほとんどが北半球の温帯地域を中心に分布していて、その種数は約150といわれています。、日本以外では北米、欧州および西アジア、中国および東南アジアの3地域に多く、南半球には1種しかないそうです。

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