キャベツ  ネキリムシ

<追記:2017.8.12>
2017.8.12
 写真は、8月1日に畑に定植して11日目後のキャベツの状態です。 株が歯抜けになっています。 写真の赤丸はネキリムシのやられた株
 結局、ネキリムシ(カブラヤガ)に食害された株は8株。 半分近くがやられました。 やられた株の辺りを掘り返して見つけたネキリムシ(カブラヤガ)は6匹。 2匹は見つけられませんでした。
2017.8.12
 8月12日に食害されたキャベツ。 茎の太さは5mm位、本葉4枚と小さな葉が出てきていました。 この大きさの株でやられてしまうので事前に殺虫剤の土壌散布などの対策は必須です。 趣味の家庭菜園でやっているので植えたキャベツの半分をネキリムシ食われても、「やられてしまった」で済まされますが、農業を生業にしている人にとっては死活問題です。 
 来年は、農薬はなるべく使いたくないので、やまむファームが推奨している、ペットボトルを輪切りにして、それをキャベツの周りに埋め込む、ネキリムシ対策を試してみようと思っています。 

<当初、2017.8.2の投稿>
 ニンニクを7月中旬に収穫した後作としてキャベツを植えました。 タネは7月11日に9cmポリポットにまいて、8月1日に畑に定植しています。 品種は “ アーリーボール ” で、は種後約60で収穫できるタイプです。 ので、10月上中旬から食べられそうです。
2017.8.2
 全部で18株植え付けました。
 翌朝、植え付けたキャベツ苗の様子を確認すると、2株が地際で茎が切断されて倒れ、葉は萎れています。
「ネキリムシにやられたかな?」
と思って、切断された茎の周りを割箸でほじくると出てきました。
2017.8.2
 ネキリムシです。 調べると、カブラヤガのようです。 大きさは4cmくらいで、見つけた時は丸く丸まっています。

カブラヤガ、タマナヤガなど茎を食害するヤガ(夜蛾)の幼虫の総称で、一見すると根を切られたように見えるためネキリムシ(根切虫)と呼ばれています。幼虫の状態で土の中で越冬し、暖かい地方では早春から活動し年3~4回発生します。卵は一個ずつ葉に産み付けられ、ふ化直後は葉を食害していますが単独なため虫も被害も目立ちません。大きくなると昼間は土中に隠れ、夜間に茎を食害します。
(住友化学園芸のページより)

 定植して2日目にも1株、その次の日も1株、合計4株、ネキリムシ(カブラヤガ)に茎を切断されました。 その時は、このままネキリムシの被害に遭えばキャベツの苗は半分に減ってしまうのでは?と心配したのですが、とりあえず落ち着いたようです。

2017.8.2
 写真は、定植時の苗のですが、本葉が3枚と小さい葉が1枚ちょこっと出ています。 参考書には定植時の大きさは、本葉4~5枚と書かれていますので、今回は定植するには少し小ぶりです。 被害に遭いやすかったのかもしれません。
 ネキリムシの対策を調べていると、面白いページを見つけました。
ページは大きな字で書かれて読みやすく、ネキリムシの特徴や対策を簡潔にまとめてあります。 特に面白かったのは、雑草のない畑は被害が出やすい(十分に内容を理解しないと実践は難しい)とか、被害を少なくするには本葉が4枚以上の苗を植えよ など、他のページには書かれていない、当ページの管理者の実践に基づく内容が記されています。 このページの管理人はIT技術者から有機農業を営む農業者に転身されたようで、家庭菜園をしている方にとっては参考になるページと思います。

ネキリムシ対策 → やまむファーム https://ymmfarm.com/cultivation/pest/cutworm

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