キュウリ(その2):今年の栽培結果  

今年の我家の超ミニ農園(ミニ家庭菜園)もリンゴとラッカセイの収穫を残すのみとなりました。例年は、キュウリやミニトマトなどの苗を園芸店から買って植えていたのですが、今年はセルトレイに種をまいて育ててみました。キュウリは種をまく時期が間に合って順調に育ち、夏の天候にも恵まれてたくさん収穫できました。ミニトマトについては種をまく時期が遅かったので、園芸店で苗を購入したものより収穫が2~3週間遅れ、それでも8月10日頃から収穫できました。来年は、キュウリとミニトマトのほかにシシトウやピーマンなども種から育ててみようと思っています。
今回の話題は、たくさん収穫できたキュウリの「平成25年度栽培記録」です。
とりあえず、栽培履歴から
・耕起   :4月下旬~5月上旬(ゴールデンウィーク)
・は種   :5月4日
・鉢上げ  :5月19日(セルトレイ → 9cmポリポット)
・施肥   :定植1週間前?に鶏糞と高度化成肥料(N:P:K=14:14:14)を混ぜ合わせたものを適当に植えるところに全面にまき、再度スコップで掘り起こし。
・定植   :5月31日(畑に苗を植える)
・定植株数 :5株
・植栽間隔 :畝幅約1m、株間:60cm
・追肥   :7月下旬 植付け前と同じ鶏糞と高度化成肥料を混ぜ合わせたものを株元を中心に全面にまく。草取りホーで軽く土と混ぜる。
RIMG0001 キュウリ(赤字)① 6.4   001 キュウリ(赤字)② 6.14  021 キュウリ(赤字)③ 7.6   009 キュウリ(赤字)④ 7.13   003 キュウリ(赤字)⑤ 9.10
①:定植後4日目     :5月31日に畑に定植して4日目の苗。
②: 々 2週間     :本葉が6~7枚出ているのでしょうか。
③: 々 1ヶ月と1週間 :草丈は1.2m~1.5mに。 茎(親づる)が真っすぐ伸びるように支柱に誘引します。
④: 々 1ヶ月と2週間 :草丈は2m弱になっています。7月下旬半ばには、茎を逆さU字にして下に誘引します。
⑤: 々 2ヶ月と10日 :この頃になるとほとんど放任です。
・整枝   :本葉が5枚(5節)までは、そこから出てくる茎(子づる)と花を全て摘み取っています。理由は、小さな株に実をつけるより、先ず、株を元気に大きく育てます。6節目から子づるを伸ばし、葉を2枚残して先を摘み取ります。1節に2~3本のキュウリを収穫します。
7月下旬になると草丈が2m以上になり、各節ごとに葉を2枚残す作業もできなくなります。逆U字に茎を下に誘引するだけになります。この頃から葉が込んできて何が何だかわからなくなるので、放任栽培になります。
101(赤字)キュウリ整枝模式図
白い紙に書いてカメラにおさめたのですが、この褪せた色合いは、古代遺跡の壁に書かれた絵文字、何千年も前の遺物の雰囲気がありますね。電球色の下で撮ったのがいけなかったのでしょうか?
・農薬散布:8月10日前後。殺虫剤を散布。このときは、キュウリの葉にアブラムシが酷く、やむを得ず散布。(やむを得ずというのは、キュウリに薬をかけるということは、他のミニトマトやシシトウなどにもかけることになり(何しろ狭いところにいろんな種類の作物が植えてあるので)、数日収穫できなくなってしまうためです。それにやはり農薬は使いたくないことが一番の理由です。
*1 例年は、8月に入ると褐班病が出始め、お盆を過ぎる頃には草丈の下半分の葉はほとんどなくなってしまいます。褐班病が酷くて、それらの葉を取り除くためです。
*2 もう一つ、8月に入るとウドンコ病も酷いです。
例年、この2つの病気が出てくると、“今年もやっぱり出てきたか”と諦めていました。しかし、今年は、症状は出るのですが、その出方が例年比べて酷くないと言うか、症状が軽いのです。園芸店から購入した種がこれらの病気に対して抵抗性を持っていたのか?(家庭菜園用にこれらの病気に対して特別に抵抗性を持つ品種(種)を安く売ることはあまり考えられない)、今年の暑い天候が良かったのか?(これもあまり関係がない)、それとも手入れが良かったのか?(作り手は同じで、毎年同じ栽培をしている)。
いろいろ考えても、その理由は分からないのですが、とりあえず、例年と違うのは、種を購入して育てたことです。ので、来年も、今年と同じ種(たね)で育ててみようと思っています。また、色々と気になる農薬については、別の機会に取り上げてみたいと思っています。
・収穫

ight=”18″ style=”height:13.5pt”>7月13日  28月13日  59月13日  3

平成25年度収穫本数  (5株)
7月1日 8月1日   3 9月1日   2
7月2日 8月2日 9月2日   3
7月3日 8月3日 9月3日   4
7月4日 8月4日   3 9月4日   4
7月5日 8月5日   3 9月5日   5
7月6日 8月6日 9月6日
7月7日   1 8月7日   4 9月7日   3
7月8日   2    8月8日   1 9月8日
7月9日   1 8月9日   1 9月9日   1
7月10日 8月10日 9月10日
7月11日   3 8月11日 9月11日   4
7月12日   1 8月12日 9月12日
7月14日   4 8月14日 9月14日   1
7月15日   2 8月15日   2 9月15日
7月16日   3 8月16日   5 9月16日   1
7月17日   5 8月17日   4 9月17日
7月18日   4 8月18日   4 9月18日
7月19日   7 8月19日   8 9月19日
7月20日   4 8月20日 9月20日   1
7月21日   8 8月21日   13 9月21日
7月22日   9 8月22日   3 9月22日
7月23日   13 8月23日   7 9月23日   2
7月24日 8月24日   2 9月24日
7月25日 8月25日   5 9月25日
7月26日   7 8月26日 9月26日
7月27日   6 8月27日   4 9月27日
7月28日   6 8月28日   13 9月28日
7月29日   4 8月29日   5 9月29日
7月30日   8 8月30日   3 9月30日
7月31日   2 8月31日   6
合計   102   104 34
総合計                 240本

・今年は、7月7日~9月23日までの間に、約240本収穫できました。例年、150~200本ですので今年は豊作です。これは、上述したように、ウドンコ病と褐班病の発生が少なかったことが大きな要因と思っています。

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