マユミ(3):冬芽

マユミ : 冬芽
1-009 マユミ2011.4.9
冬芽は、対生して、やや大きく、卵形で、長さ3~6mmあり、先が鈍く、暗赤褐色をし、5~6対の縁毛のある芽鱗に覆瓦状につつまれる。 頂芽はやや大きく、側芽は下位ほど小さく、やや開出する。(落葉広葉樹図譜)
上述の芽鱗の説明で、“縁毛のある”とあります。 上の写真の芽鱗には白い縁毛がありますが、下の写真の芽鱗には毛はないように見えます。 この本の著者は、芽鱗を1枚1枚は剥がしてその枚数を数える作業をしているときに、しっかり観察するのでしょうね。
1-004 マユミ2012.3.2
1-061 同左2011.2.4
樹高は約5m。 マユミは幹枝がガクガクと曲がる傾向があるようで、そのような樹を多く見かけます。 また、それが樹種を判断する1つの材料になります。
1-003 マユミ?2012.3.2
秋口には鮮やかでいてやさしいピンク色に染まる実も、寒風に晒されると、このように干からびた実殻になってしまいます。
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