ミョウガ(その4)

札幌は突然秋になってしまいました。吹く風がさわやかというより、少し肌寒い感じがします。空はすっきりと晴れて清々しいのですが、太陽の輝きに夏のような強烈な陽射しはありません。空には、うろこ雲が広がっているわけでもなく、いつもの雲の様子と変わりないのですが、このように突然すずしい気候になると、なんだかこれも秋の雲と思ってしまいます。
今日(8月26日)の最高気温が21℃で、明日の明け方は14℃まで下がるようです。郊外にある我家では、10℃付近まで下がるのではないでしょうか。札幌は短い秋にスイッチ オンです。
7月15日のブログで、久しぶりに会った知人からミョウガを分けてもらった話をしました。あれから40日余が過ぎます。それを株分けして植えつけたのが真夏だったので、“今年はミョウガの蕾(花芽)は出てこないだろう” とほとんどあきらめていたのです。ところが、8月20日頃に、地面を乾かさないようにと敷き詰めた落ち葉の中から蕾が出ているのです。その周りの落ち葉を掻き分けると、3本、 丸く膨らんだかわいい蕾が土から顔を出していました。
1-001 ミョウガ2014.8.25
ミョウガの花の寿命は短いようで、気づいたときには、萎れていました。
夕食に冷奴が出てきました。その薬味のなかには、当然にその日に採れたミョウガが入っていました。スーパーで買ってくるミョウガには、口の中で広がるミョウガ特有の味?香り?が薄いのですが、我家で採れたミョウガにはあの独特の香り?臭さ?が強く、子供の頃いやいやながら仕方なく食べたことを懐かしく思い出しながら、冷奴を味わいました。
<追記 2014.8.27>
1-004 ミョウガ2014.8.27
今日、咲いたばかりの花のようです。
地下茎は細い円柱状で多くの節があり、浅く地中を横に走っている。7~9月ころ、地下茎の先に長さ5~7cmの長楕円形の花序をつくる。花序には多数の紅緑色の苞(ほう)があり、苞腋に淡黄色の花をつける。花は1日でしぼむ。がくは短筒状。花弁は3個。稔性雄ずいは1個。仮雄ずいが花弁状に発達して唇弁をつくる。(園芸植物大辞典)
<余談>
昨年、園芸店で購入したミョウガは、知人に分けてもらった株の大きさの半分で、まだ30cmくらいです。おそらく、来年の今頃も、この大きさにしかならないような気がします。
この二つは全く別もの、種類が違うのではないでしょうか。
教訓:ミョウガは園芸店で買うな! 地元で育っている株を分けてもらえ!

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