ニガキ 冬芽

公園など街中ではほとんど見かけない樹種ですが、身近な雑木林などで見かけます。 名前のとおり、葉をかむととても苦いです。 苦さの度合いは、他の植物でもこれくらいの苦さはあるのですが、この種の特徴はその苦さがいつまでも口の中に残っていることです。 その苦さは口の中からいつまで経っても消えないのです。

ニガキ 山鼻川緑地 2011.11.26
小枝は、灰色ないし暗灰色をし、やや粗面である。 1年生枝は、やや太く、径3~5mmあり、帯紫褐色ないし帯灰褐色をし、無毛であり、 ジグザクに屈曲する。 皮目は小さく、円形ないしだ円形で、多数ある(目立つ)。  葉痕は大きく淡灰緑色をし、円形・半円形である。
冬芽は、二列互生し、裸出して、2~4枚の未開の葉が見え、帯赤褐色ないし暗黄緑色をし、密軟毛に包まれる。(落葉紅葉図譜)

ニガキ 2011.5.14
冬芽がちょうど開けかけのころ。 赤ちゃんの握りこぶしを連想します。 そのように見えなくもないですよね。

ニガキ 2015.2.12
ニガキの枝の出方。 他の落葉樹に比べる小枝の数が少なく、枝が込み合わない。

 

 

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