プルーン(その2)

1-RIMG0029.jpg2013.4.5
我家のプルーンです。植えてから16~17年程?経ちます。樹高は3m弱、幹径は約10cmです。20年近く経って初めて7kg程収穫できました。それ以前は、虫がついてほとんど収穫できなかったのです。しかし、やっと自分なりの栽培方法を会得?して、ある程度の収穫ができるようになりました。プルーンは20~30グラム/1個当たりですので、昨年は300個弱収穫したのでしょうか。
生食だけでは食べきれないので、近所や職場におすそ分けをしたり、ドライプルーンをつくってみたり、残りを冷凍保存して、ときどきおやつ代わりに食べました。冷凍保存のプルーンは甘みの少ない固めのシャーベットみたいであまりお勧めではありません。ドライプルーンについて興味のある方は、当ブログのカテゴリー「プルーン:ドライプルーンを作ってみました」を参照してください。
1-RIMG0021.jpg2013.4.5
上の2枚の写真は剪定後の樹姿です。雪の上に枝が落ちていません。切り取る枝(徒長枝)がほとんどなかったのです。以前は徒長枝が木の中央部からかなり出てきていたのですが、昨年はほとんど出ませんでした。それまでは実が生らない分、葉で出来た養分が徒長枝に回っていたのでしょう。言い方ををかえると、昨年は徒長枝を出せないほど実をつけすぎたのかもしれません。プルーンを栽培する農家さんが、樹齢17年の木でどれくらい収穫するのかは知りませんが、7kg程度ならそれほど収穫量として多い数字ではなく、むしろ少ないように思います。農家の方は、収穫後に堆肥を入れて土作りを、春先には実生りをよくするために肥料を施して実を多く生らしています。私のように土作りをしない、肥料もほとんどやらない放任栽培では、これぐらいの収穫でも木にとっては負担になるのかもしれません。今年は、もう少し強めの摘果ときちんと肥料を施してみようと思っています。
※摘果は1~2度行っているのですが、果実が小さいため、どうしても多めに残してしまうのです。
冬芽 ~ 新葉 ~ 開花
1-RIMG0031(赤字)2012.4.5
プルーンの冬芽
1-018 プルーン(赤字)2011.5.25
プルーンは開花と新葉の展開が同時期であることと、花の大きさが1cmほどと小さめなため、同じバラ科のサクラやウメのように樹冠全体が花で覆われるような咲き方ではなく、葉の合間でひっそりと咲き、知らない間に終わる控えめな花です。
1-068 プルーン(赤字)20112.5.17
Data
・科名 バラ科
・属名 サクラ属
・学名 Prunus domestica
・分布 西アジア コーカサス地方

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