サンシュユ(その2)

サンシュユの実が赤く色づいています。
札幌にまだ新緑が少ない5月上旬、公園や個人の庭にレンギョウやエゾムラサキツツジの花が咲く、ちょうどそれと同じ頃にサンシュユの花も開花します。   花・樹形はサンシュユ(その1)、20123.5.10ブログ参照
1-014 サンシュユ2014.11.23
札幌で最も早く咲く花も、実が赤くなるのは10月です。 実の大きさは、1.5cmの長楕円形です。 接近して撮ると赤くてかわいい実に見えますが、
1-013 サンシュユ2014.11.23
樹冠全体を撮ると、 このように赤い実の数が少ないためか、付いているかどうか気づかないくらい目立たないです。 しかし、 このサンシュユの実は、果実酒や果肉を乾燥させて薬用に利用されています。 薬用については別の機会に。
<追記:2014.12.9>
自分が今まで見たサンシュユの樹は、実の生りかたが少なかったので、札幌(北海道)ではこんなものかと思っていたのですが、札幌在住の方のブログで、サンシュユの樹に赤い実がたくさん生っている写真を掲載されているので紹介します。
→ 花ときどき十七音
これだけの実を生らせるには、ブログの方は肥料をきちんと与えられているのでしょうかね? 公園など公共に植えられている樹は無施肥なので、実が少ないのでしょうかね?
1-019 サンシュユ2012.5.26
1-041 サンシュユ 精進川公園2011.6.8
花が終わってしばらくすると、小さな実が出来始めています。
1-099 サンシュユ2010.8.10
写真は長枝。 サンシュユの葉の特徴は、①対生、②鋸歯のない全縁、③葉脈(即脈)がはっきりしていることです。
1-007 サンシュユ2011.8.12
8月になると実の大きさは完成です。
1-022 サンシュユ 精進川公園2011.10.21
そして、10月になると赤く熟します。 葉柄基部についている1対の丸いつぼみは、来年花の咲く花芽です。

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