トキソウ(タイリントキソウ) 耐寒性(その2) 

⇒ トキソウ(タイリントキソウ) 耐寒性

上記は今春に投稿した記事です。 その内容は、「タイリントキソウは札幌で越冬するか?」ということでした。
それから半年弱が過ぎて、今日は11月9日、昨晩からみぞれが降っていて、今朝カーテンを開けると、庭のダイコン、キャベツ、ハクサイは雪を被っていて、辺り一面が白くなっていました。

ダリアやカンナ、球根ベゴニアなどの球根類、ゼラニームやインパチェンスなどの草花類、ハイドランジア、アザレアなどの木本類、それら札幌では外で冬を越せない植物は掘り上げられて屋内で管理されます。 今はそのぎりぎりの時期です。
もし、上記タイリントキソウの持ち主が、それが越冬できないと思っているのなら、掘り起こして室内に取り込んでいるはずです。
今日、それを確認しに行くと、タイリントキソウの葉は雪に覆われていました。 おそらく、このままの状態で冬を越すのでしょう。

2020.11.3
写真は雪が降る前の11月3日に撮っています。

今春、このタイリントキソウの花が咲いているのを見たときも、春に球根を植えて花を咲かせた気配はなかったので、おそらく、ここのタイリントキソウは露地で越冬させたようです。

<余談> タイリントキソウの冬越しについて

〇 冬の越冬温度は5℃~10℃です。晩秋から早春にかけては落葉して完全休眠に入りますので日に当てる必要はありません。室内に取り込んで凍らせないようにすれば冬を越すことができますが10℃程度の気温をキープできた方が春の比較的早い時期に芽を出し秋までの生長期間が長くなるので、より充実した大きな球茎に育てられ花付きが良くなります。(ヤサシイエンゲイ)

〇 防寒:タイリントキソウなど春咲きのプレイオネ属は、冬は基本的に最低温度3~5℃前後を目安に保温します。
(みんなの趣味の園芸)

 

 

 

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