ツルアジサイ(その2):冬芽

RIMG0008(赤字)2012.12.21
冬芽は対生して、紡錘形ないし長卵形で、先がとがり、短柄をもち、暗褐色ないし淡い赤紫色をし、無毛で、、4枚の葉柄起源の芽鱗につつまれる(2枚の芽鱗につつまれているように見える)。頂芽は大きく、長さ10mm~15mmある。小枝は、暗紫褐色ないし灰褐色で、樹皮が紙のようにはがれる。(落葉広葉樹図譜)
RIMG0013(赤字)2012.12.21
気根は、接触側に縦1列に生じる。(落葉広葉樹図譜)
012 同左(赤字)2011.2.6
写真でわかるように、太いつるになると、気根は樹と接触する側、その反対側と、つる全体から出てくるようです。
014 ツルアジサイ 花殻 (赤字)2011.2.6
ツルアジサイが大木の幹にからみついてよじ登っていく様子がよくわかります。中央に何かぶら下がっているように見えるのは、昨年咲いた花の実殻です。
〇 Data
・科名 ユキノシタ科
・属名 アジサイ属
・学名 Hydrangea petiolaris(ヒドランゲア ペティオラリス)
・花期 6月下旬~8月下旬
・分布 北海道、本州、四国、九州、南千島、サハリン、朝鮮半島南部

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