ヤチダモ  冬芽

2020.12.31
冬芽は、対生して、暗褐色ないし黒褐色をし、ほぼ無毛ないし短軟毛が生え、葉柄起源の1~2対の芽鱗につつまれる。 ときには、冬芽は対生ではなくて、亜対生や亜輪生することもある。 頂芽は大きく、円錐形ないしピラミッド形をして、長さ5~8mm、幅5~10mmあり、1対の予備芽ないし頂生側芽を伴う。 側芽は小さく、球形で、長さ2〜5mmあり、ときには予備芽をともない、下位のものは発達しない。(落葉広葉樹図譜)

今年伸びた長枝を撮りたかったのですが、なにしろヤチダモは上に枝を伸ばす樹なので、私のカメラでは無理でした。
葉痕の形状は円形ないし半円形。 葉痕の内側にU字状に点々と維管束が並んでいるのが見えます。 頂芽に比べて側芽は非常に小さいです。

2013.2.23
写真の枝は短枝化したもの。
側芽と葉痕が数珠状に並んでいます。

⇒ ヤチダモ
⇒ ヤチダモ(その2):ひげを生やしたヤチダモ

 

 

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