節分は二十四節季の一つで季節を分ける日という意味です。
1年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前日です。しかし、昔から節分は立春の前日、2月3日前後を指します。
それでは、なぜ立春の前日だけが節分になったのでしょうか?
新暦(現在使っている暦)が始まったのが明治6年で、それ以前は、立春が一年の始まり(旧暦の正月)とされていて、今日でいうお正月です。
その前日、つまり節分は現在の大晦日で、「新しい年を迎える前に邪気を払う日」として、特に重要視されていました。豆まきで「鬼は外、福は内」ってやるのも、まさにそのためなのです。
しかし、これは本州、特に関東以西の話、そこから遠く離れ遥か北に位置する札幌に生活する者にとって、
「冬と春を分ける」といわれてもピンと来ないというか、
「春はまだまだ先のこと」、
「節分なんて札幌のような北国には関係ない」
という感覚です。
しかし、面白いデータを見つけました。

このグラフは、札幌の1月~2月の過去30年間の平均気温(朝9時頃の気温)。
〇 表の見方
・左側の縦に並んでいる数値(0~-4)は気温
・上の小さな数値は月日
この折れ線グラフ、気温の流れを見ると、
・1月14日~1月30日まで半月の間、-3.5℃を一定間保った後、1月31日~2月3日の節分まで-3.6℃とその冬の最も低い温度を記録して、その翌日の立春に-3.5℃と0.1℃の気温が上昇。それ以降は気温が急上昇していく。
札幌の気温は、節分(立春)に底を打ってから、立春から急上昇していくのです。
12月20日に1年で最も昼間の短い冬至を、その約1カ月後の1月20日に1年で最も寒い大寒を迎えます。そして、その約2週間後に節分・立春があります。札幌ではこの期間が最も暗くて最も寒い時期に当たります。
そして、その期間が終わる節分から気温が下降から上昇する転換点なのです。正に季節の変わり目です。その変わり目の2月4日が「さっぽろ雪まつり 」の初日になります。
ちなみに、東京で最低気温(過去30年間の平均気温)を記録するのが、1月21日と1月22日です。気温は5.1℃。ちょうど大寒辺りになります。
2024.5.26

2024.2.21