ツルウメモドキ:冬芽

ツルウメモドキ:冬芽
1-002マタタビ2015.1.10
冬芽は球形をし、長さ2~4mmある。 芽鱗は葉柄起源で、暗褐色、無毛で6~10枚が覆瓦状に重なり、基部のものは開葉後も枝に残る(広葉落葉図譜)。
1-096 ツルウメモドキ 花芽2011.4.10
1-044 ツルウメモドキ2011.5.14
長く伸びた枝では、最外側の1対の芽鱗がやや鉤状(かぎじょう)になり、からみつきの補助手段と考えられる(広葉落葉図譜)。
写真を撮ったのが5月中旬で冬芽も十分に膨らんで、芽鱗に鉤状らしきものは見当たりません。
1-056 アメリカキササゲ2013.11.7
高さ約8mの高木に絡みついたツルウメモドキ
1-RIMG0024 ツルウメモドキ
2013.11.13  森林総合研究所
お椀状につくられたツルウメモドキ
1-046 ツルウメモドキ アズキナシ、ニオイヒバ、ライラック コンベンションセンター2012.7.29
壁面を登らせたツルウメモドキ。 植栽されている樹は、ニオイヒバ、アズキナシ、ライラック。
ツルウメモドキは、他の植物に絡まって伸びていくので、壁面にはそのための支柱が設置してあります。
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ツルウメモドキ 初冬に出会う樹

とうとう冬がやってきました。自宅周りには3~4cmの雪が積もっています。札幌では1876年の観測開始以来2番目に遅い初雪だそうです。
これで辺りの景色は一変しました。10月上旬までは、夏の名残の緑が樹木を覆っていました。そして10月中旬過ぎから2~3週間の紅葉が街や山々を彩ったと思ったら、11月中旬です。辺りは真っ白です。秋は駆け足で札幌を通り過ぎていきました。
そんな季節にピッタシな樹木があります。
1-016 ツルマサキ2012.11.10
ツルウメモドキです。このつる性樹木は、夏場、道路沿いなどの樹林を見てもまるっきり気づかないのですが、周りの樹木が落葉するこの時期になると、ツルウメモドキの黄色い実に気づくのです。「こんなところにあったんだ」と気づくのです。黄色い粒粒がツルウメモドキの実です。写真では、いまいちはっきり見えませんが、実際に見ると、もっと印象的です。
1-001 ツルマサキ 穴の沢線2012.11.10
高いところから垂れ下がっているツルウメモドキです。なかなか風情があります。
1-003 ツルマサキ2012.11.10
実の大きさは1cm弱で、熟すと外の皮?が三つに割れて、中から、橙赤色の種子(仮種皮)が顔を出します。
*仮種皮:種子の表面を覆う付属物で、胚珠(はいしゅ)の柄や胎座の一部が発達したもの。カヤ・イヌガヤ・イチイなどにみられる。
1-039 ツルウメモドキ2011.11.4
1-064 ツルウメモドキ 2丁目南側2011.10.16
大通公園2丁目南側にあるツルウメモドキです。10月上旬で、まだ葉が残っています。

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