ミニトマト 茎が食害される(その2)

6月末にミニトマトの地際部分の茎が食害されたので、そこから根を出させるための応急処置をしました。

→ ミニトマト 茎が食害される

それから約1ヵ月半が経ちました。  食害された株は無事復活し、現在では赤い実をつけています。2025.8.20
他の株に比べると草丈は1.5mと低いのですが、花房(果房)は5段(5果房)ついています。 ちなみに、他の株は2m以上の草丈になっていて、9段(9果房)目に小さい果実が成っています。

<余談>
トマトのタネをまいて発芽すると、先ず子葉(双葉)が出ます。その次に本葉が出てきて、それが7~8枚になると、葉と葉の中間の茎から花房(果房)が出て、花が咲きます。そして、茎が伸びて葉が3枚つきます。 そうすると、また花房をつけます。トマトはこれを繰り返します。 札幌において昭和30~40年代(今から60~70年前)は、露地栽培では5段目まで収穫するのが一般的でした。
ミニトマトの果実は開花から収穫まで40~50日ほどかかります。最近は9月下旬まで収穫できるので、お盆前辺りに咲いた花が9月下旬に赤い実になります。我家ではその頃に先端の葉を摘心します。 今夏の花房(果房)の段数を数えると8~9段でした。
この段数まで収穫できるようになったのは、栽培方法の改良と最近の、特にここ3年の高温(暑さ)が大きく影響しているようです。 前者の栽培方法の改良とは、①地温を上げるためのビニールマルチの布設、②風除けの行灯型ビニールの設置があります。 これらにより5月中~下旬の植付時の野菜苗を寒さから保護し、安定して成長させることができるようになったのです。後者の高温化は栽培方法の改良以上の影響を与えているようです。
以下の表は札幌と東京の昭和30年代とここ3年間の8月の平均気温です。

〇 札幌と東京の8月の平均気温

札幌 東京
昭和30年代(1955~1964) 21.3℃ 26.7℃
令和5.6.7年(2023~2025) 25.5℃ 29.1℃

※2025年は8月21日までの平均気温

今から60~70年前の札幌の8月の平均気温は直近3年間より4.2℃も低かったのです。 ここ3年間の札幌の8月の気温は、30年前の東京の8月の気温に1℃ちょっとにまで近づいてきています。昭和30年代は今から60年以上前で、日本が敗戦から復興し、高度成長期に入ったころです。 私の生れは福井県の若狭地方ですが、小学生の頃はお盆を過ぎると夜温は下がってきて、昼間は暑かったけれど夜間は涼しかった、すごしやすかったように思います。蚊帳(かや)を吊って寝ていました。このように、日本全体が暑くなってきているのですが、北の地方へ行くほど気温の上昇が高いようです。
上述の2つのこと、野菜苗の植付時の保温対策と夏の高温化で、トマトの果房の段数が5段から8・9段まで収穫できるようになったのです。 もしかして、上手な人は10段・11段まで育てているのでしょうか?。

 

 

ミニトマト 茎が食害される

2025.6.27
1週間?程前、ミニトマトの芽かきをしていたら、葉に水気のない萎れた株があるのに気づきました。病気に罹ったのかな?と思いつつ、その日はとりあえず様子を見ることにしました。 翌日に再度見たのですが、相変わらす新葉は垂れさがています。それで、その株を上から下へと見ていくと、2025.6.27
地際の茎が全周食害されていました。おそらく、犯人はヨトウムシなどの昆虫の幼虫なのでしょう。根元周りをほじくったのですが、犯人は見つかりませんでした。
害虫による食害を見つけてから1週間程経っても、その株は何とか生きているのです。そして、食害された部分の上部の茎から根が伸びだしそうな小さな塊、こぶのようなものが出ています。
2025.6.27
それで、写真のように2リットルのペットボトルを筒状に切って、茎の部分を土で包んでやりました。おそらく、2~3日もすれば若葉の萎れも無くなり、1週間後には元気に成長しだすと思っています。

<余談>
前回n投稿「アカエゾマツを枯らす」で、形成層(維管束部;導管と師管が通っている部分)の話で、それを切断しても木部の辺材が水を通すので、何とか2年くらいは生き延びる話をしましたが、今回は樹木ではなく草本です。
トマトの維管束部が食害されて、中心の髄と呼ばれる部分だけになったのです。当然、根から吸い上げた水分は茎葉に行けないのですが、それでも1週間程生きています。 おそらく、髄の部分が最低限の水分と養分を通していたのでしょう。
この当たりの仕組みは樹木も草本も同じのようです。
調べてみると、維管束部を食害された草本が生きていられる期間は1~2日、長くて1週間程度と書かれています。
我家の食害されたミニトマトは、下葉はしっかりしていて、まだしばらく、1週間以上、それ以上生き延びそうです。、しかし、食害されて残った髄も褐色に変色し、縦に割れているので、現在は根からの水分は完全に断ち切られているようです。ペットボトルで茎の周りに土を入れてやらなければ、その内枯れていくのでしょう。 それにしても、トマトは水分が無くてもしぶとく生きる植物のようです。

<追記>
〇ミニトマト
・は種;4月4日
・定植;5月26日?
・現在の草丈80~120cm
・花房の花は1~3段目が開花中
●食害されたミニトマト
・草丈 50~60cm(写真の右端株)

 

 

ミニトマト は種〜定植(その5)定植

昨日、5月29日にミニトマトを定植しました。 快晴で最高気温が23.6℃まで上がり、苗の植付けには最高の日和となりました。 ついでに、キョウリ、ピーマン、シシトウ、ナス(購入苗)も植付けました。 これで、エダマメとサツマイモ以外は全て植付完了。

トマトのタネをまいたのが4月3日ですので、定植までの育苗期間は57日。
・4月  3日 は種     セルトレイ
・4月 23日 1回目鉢上げ 6cmポリポット
・5月  5日 2回目鉢上げ 9cmポリポット
・5月 18日 3回目鉢上げ 12cmポリポット
※12cmのポリポットに鉢上げするつもりはなかったのですが、5月18日の時点で長期予報で5月下旬は低温が続くと言っていることと、鉢内の根の状態を見ると定植するのにいい状態だったので、これをこのまま後10日以上持たせるのは無理と判断し、12cmに鉢上げすることにしたのです。 9cmポット〜12cmポットに鉢上げして定植までの期間が少し短いかな?と心配したのですが、結果的には、この判断は正しかったようで、定植時の苗の大きさは30cm以上、葉数も8枚、花が咲いている株も6鉢ほどありました。 鉢内の根の状態は、鉢底から少し根が出るくらいで定植するのにちょうどいい塩梅でした。

5月10日?過ぎからしっかりした苗をつくるために屋内から外に出したのですが、風が強いときと夜は気温が低くなるのでガレージに入れていました。 この出し入れとポットに潅水するのが5月後半の朝の定例作業でした。 これが毎日となると楽しみというより少々負担になるのです。

2020.5.29
定植作業は暖かい午前中に行います。 先ず、ポットに潅水。 床(トマトを植えるところ、読み:とこ)を再度起こし直して整地(事前に床は作ってあるのですが)。
そして、定植。 根曲がり竹で4本1組の支柱を立てて、トマト苗が風で痛められないように紐で固定。 これで完了。 一昨日にしっかりした雨が降り、地面は湿っていたので潅水はなし。 これで完了。 2020.5.29

 

<余談:苗え選びの目安> 2020.5.22
※ 写真右下:「✖ 脇芽が伸びている」➝ 「✖ 脇芽が大きく伸びている」に訂正

 

 

 

 

ミニトマト  は種〜定植(その4) 2回目の移植・鉢上げ

〇 ミニトマト
・は種     4月 3日  セルトレイ
・1回目鉢上げ 4月23日  セルトレイ → 6cmポリポット
・2回目鉢上げ 5月 5日  6cmポリポット → 9cmポリポット
・鉢上げ用土は、畑土:ピートモス:赤玉土(大粒)=5:4:1くらい。

4月3日にセルトレイにタネをまいて、20日後の4月23日に6cmのポリポットに鉢上げ。 それから12日後の5月5日に9cmのポリポットの再度鉢上げ。
2020.5.5
写真は2回目(5月5日)の鉢上げ時の苗。 鉢上げ時の根の状態は、ポットから抜いても根鉢は崩れず適度に根が回っていたので、鉢上げ時期は問題ないようである。 苗の大きさは、本葉が4枚で草丈は15cmほど。 ホームセンターで売っているものに比べ、苗はひょろ長く茎の太さは半分以下。 割箸など何かで支えがないと倒れそうな状態。

苗が軟弱に育つのは日光不足。 一般家庭の室内でタネをまくと、どうしてもこのようになり、これは致し方ないことのようである。

2020.5.5
鉢上げ後窓際に。 潅水時にはジョウロの口からの水の出方を少なくして、土にしみ込ませるように丁寧に。 そうしないと表面の土がえぐれ、苗が倒れそうになる。

〇 トマトの育苗方式(は種〜育苗)
家庭でトマトをタネから育てる場合には、いくつかのパターンが考えられるが、大きく分けると、セルトレイにまくかポットにまくか の2通りになる。
Ⓐ セルトレイにタネをまく ➝ ① 6cmp ➝ 9cmp ➝ 定植
␣             → ② 7.5cmp → 定植
Ⓑ 6cmPにタネうをまく → ③ 9cmp ➝ 定植
␣             → ④ 10.5cmp
上記4つのパターンにも長短はあるが、短所をあげると、
・Ⓐー①の方式は 、鉢上げが1回多くなる
・Ⓐー②は、7.5cmpで定植までの期間(40日程度)持たせるのはきつい。 鉢に根が回り、老化苗になる。
・Ⓑー④は、6p→10.5pになるので、少ない個数なら良いが、少し多くなると、ポットに入れる土もそれだけ必要となる。

以上の点から、Ⓑー③の6cmポットにタネをまき、9cmポットに鉢上げするのがおすすめ。

〇 鉢上げ後の管理
今年は鉢上げ後に好天が続いたので、その後2日目には屋外へ。 5月の太陽と風に当たって茎は堅くしっかりしだす。 週間天気予報を見ると、今月中旬の気温は高めに推移するようなので、昼間は外に出し夜は玄関に入れて管理する予定。

ミニトマトにとって札幌のこの時期(5月上旬)の気温は、暖かい日中は屋外に出してしっかり光に当てることは必須トマトは光に対し敏感な作物で、照度が強いと葉数・葉面積の増加が大きく葉肉は厚く、茎葉量/草丈比の大きな強剛で充実した苗に生育する。 タキイ種苗 トマト) しかし、曇りや雨の日は少し寒く、また、夜間はどうしても低い夜温から保護してやる必要がある。 それで、この時期はトマト苗を外に出すか?屋内に入れたままにするか?の判断に迷うことがある。

 

毎朝、玄関から外に苗を出して、苗1個1個に潅水しながら、茎が硬く太くなってくるのや葉の枚数が増えてきて6枚の苗があるなど、大きくなってくるのを見るのは楽しみなのですが、出し入れと潅水が少々面倒なので、畑に定植できるまで後何日?と思いながら世話をしています。

 

ミニトマト は種~定植(その3) 移植・鉢上げ


4月3日にタネをまいて19日目。 セルトレイにまいたミニトマトの苗を6cmのポリポットに移植。 この後、5月中旬にもう一度9cmポットに鉢上げして、5月末〜6月上旬に畑に定植。
タネまきの方法は、直接6cmのポリポットにタネをまいて、本葉が2〜3枚になったころ9cmに鉢上げして定植することも可。 その方が一つ手間が省ける。 移植適期は苗の葉が触れ重なるようになった頃。 移植前の潅水は要。

窓際に置いて努めて太陽に当てるようにしているが、写真のとおり、間延びのした苗になる。 施設のない屋内で育苗するとどうしてもこのようになる。 これはあきらめるしかない?

セルトレイから苗を抜き出したところ。 苗の長さ?高さ?は大きいもので8cm、
小さいもので6cm。

写真は移植時の状況。
手前の白いバットに培養土。 その奥に苗の入ったセルトレイ。 左上の白いバットには鉢上げした苗。
培養土は、畑の土:ピートモス:赤玉土=5:4:1くらいの割合(適当)。 本当は赤玉土ではなく、火山礫を使いたかったが、あいにく手元になかったので、赤玉土を使っただけ。

〇 セルトレイから苗と土を上手に抜く方法
セルトレイの各々底に穴が開いているので、下から割箸などで突くとスポッとセルトレイから土が抜ける。 細根の多くはセルトレイの底近くにあるので、穴から土を押し上げることによって、細根を切らずにい移植できる。
〇 培養土の詰め方
最初にポットの底に少し培養土を入れてから、苗の周りに丁寧に土を入れる。 入れ終わったら右手でポットの上の部分をつかんで持ち上げ、左の手のひらにポンポンと2〜3回落とす。 これでポットの中の培養土の締め具合はOK.。 手で土を押し込むのはNG。

鉢上げ完了。

バットに苗をおさめて窓際に。 そして潅水。 水やりは丁寧に、一鉢毎にゆっくり少しずつ。 苗がひょろ長いのと土が柔らかいので、少しでも多め注ぐと苗が倒れる。 移植直後に写真を撮っているので、苗が少々萎れているように見えるが、翌日には茎も葉もピンとなる。
少しでも丈夫でしっかりとした苗をつくろうと、これから5月20頃まで、午前中は南側、晴れた日の午後は西側へところころ移動します。 5月中旬以降の暖かい日には、外に出してやります。 この移動と出し入れが一番の手間。
3種類のタネをまいたので、品種の区別が分かるように、一つの品種には爪楊枝を2本立て、二つ目の品種には1本、三つ目の品種には無。
これでとりあえず区別をするが、9cmのポリポットの鉢上げ時に爪楊枝を挿し忘れて元の木阿弥に。