テマリカンボク 百合が原公園

百合が原公園のテマリカンボクが満開の時期を迎えていました。 2024.6.9
場所は、第1駐車場からリリートレイン駅舎に向かって歩いていくと、白い平板舗装の通路があって、その通路左手に宿根草花壇が、右手にパーゴラ、その芝生地奥にテマリカンボクが白い花を咲かせています。 2024.6.9
普段見るテマリカンボクは、樹高3~4mほどのものがほとんどなのですが、百合が原公園のものは7m前後と大きく育っています。 写真中央、芝生の上に身長1mくらいの男の子が立っています。
2024.6.9

⇒ テマリカンボク

 

 

ブドウ  芽かき

2024.5.21

写真は5月21日に撮ったもので、葉が6枚前後展葉して、花房も葉の間から立ち上がってきています。 芽かきを10日前の5月11日に行っています。 この作業はブドウ栽培にっとて欠かせないものの一つです。2024,5,10
写真は芽かきをしたときの平均的な新芽の状態です。 一般的に葉が2~3枚展葉した頃と言われています。 勢いの良すぎるものや出遅れて成長の遅い新芽を芽かきしています。

芽かきの意味・目的
枝にたくさんついている新芽をすべて伸長させると枝葉が込み合い、太陽に当たらない葉が出てきます。 このことは、葉で行われている光合成の効率を落とし、果実の充実(大きくしたり甘みを増やす)に影響を与えます。 枝葉が混んでくると風通しが悪くなり病虫害が発生しやすくなります。
また、勢いの良すぎる新芽や芽出しの遅い新芽、間隔が狭くなっている芽など取り除いた方が適切と思われる 芽を芽かきすることによって、それぞれの新芽を均等に伸長させ、それぞれの枝の果実を充実させることができるようになります。

上図は、昨年(2023)の11月の投稿「剪定と着房数」で、我家のブドウ柵(縦:横=1.6 ✕ 3.1m)に、今春、いくつブドウ房を実らせるか?を検討するために作成したものです。
図に書いてある数字(11芽、15芽、7芽、11芽)は、昨秋、剪定後に4本の枝についている芽の数で、これを芽かきして30芽にする予定でした。
⇒ ブドウ  剪定と着房数

昨秋時の各枝の芽数 残こす芽の予定数 芽かき後の芽数    備考
上段11芽の枝 11芽 7~8芽 9芽
上段15芽の枝 15芽 10芽 6芽 枝先の1/3 が枯れて、新芽枯損
下段7芽の枝 7芽 5芽 4芽
下段11芽の枝 11芽 7~8芽 7芽 枝先の新芽が枯損
合計 44芽 30芽 26芽

昨秋、剪定を終えた時点で芽の数が44で、今春の芽かきで30芽残す予定が、実際は26芽になりました。 予定数より4芽少なくなっています。 しかし、このまま26芽を伸ばすと、枝葉が込んできそうな感じがします。 もう少し新梢(新芽)の整理がひつようかもしれません。
これから各芽から出た 新梢の誘引作業に入ります。 この作業で各新梢を適当な間隔(なるべく葉が重ならないような幅)に誘引します。
さて、どうなりますか?

2024.5.21
新梢が20~40cmに伸びて、展葉は5~6枚です。 そろそろ誘引する時期にきています。

 

 

マグノリア  百合が原公園

百合が原公園の幅広い園路沿い(公園西側の東16丁目屯田通側)にマグノリアの大きな花が満開を迎えています。
2024.5.2
写真右側に大きなマグノリア、中央と左側に小さなマグノリアがそれそれ1本づつ白い花を咲かせています。
2024.5.2
樹高は5mくらいでしょうか?  樹の傍に女性が立っています。

2024.5.2
花の大きさは10cm強。 このマグノリアの花色はシモクレンより赤味が強く、花弁
が細長く見える。
2024.5.2
2024.5.2

<マグノリアについて>
4月下旬~5月上旬のゴールデンウィークにかけて身近ある山々にキタコブシが白い花を、公園や個人の庭ではモクレンやハクモクレンが大きな花を咲かせます。これらの花木はモクレン科モクレン属の仲間です。 モクレン属は学名で書くとMagnolia属(マグノリア属)になります。 モクレンの学名は、Magnoia.liliflora(マグノリア  リリフローラ)です。 なので、キタコブシもハクモクレンも学名の最初の単語はMagnolia.がつきます。
それでは、マグノリア属ではなく表題の「マグノリア」は、マグノリア属とどのよう
に違い、どのような意味合いを持っているのでしょうか?

モクレン属(Magnolia属;マグノリア属)は、ヒマラヤ、東南アジアなどの東アジアと南北アメリカに分布し、アジア大陸に多く、同属は約90の種があります。 その多くは熱帯・亜熱帯産で、広く栽培されているものはコブシやモクレンなど温帯性の高木です。(園芸植物大辞典より抜粋要約)
一方、マグノリアは上述のモクレン属(Nagnoria属)の中で、日本原産のコブシやタムシバ、シデコブシ、オオヤマレンゲ、中国産のモクレンやハクモクレン、ヒマラヤ地域のキャンベリー、北米のキモクレンなどを交配させて生まれた園芸品種を「マグノリア」と総称しています。(NHKみんなの趣味の園芸)

百合が原公園には園芸品種(コブシやモクレンなどを交配して作られた品種)が23~24品種あるそうです。

2017.4.29
キタコブシ;中央の白い樹木、樹高は15m前後? 知事公館2015.4.27
サラサモクレン;ピンクの樹木 大通西10丁目

2014.4.6.21
オオヤマレンゲ:花の大きさは7~8cm。 低木で、樹高は3~4m。 雄しべの赤色が目を引く。 花に近づくと甘い良い香りがする。 北大植物園の東側のフェンス沿いにこの樹木があるので、フェンス越しに見ることができる。

 

ブドウ  冬芽

2015.2.5
上の写真はヤマブドウの冬芽。
冬芽は、卵形で、先が尖り、やや扁平で、長さ5~9mmあり、やや開出し、ほぼ2列互生する。 芽鱗は托葉起源で、2枚みえ、暗褐色ないし褐色をし、無毛で、外側のものは基部だけを包む。(落葉広葉樹図譜)
このヤマブドウの冬芽は2個ついています 。
.2023.3.4
この写真は我が家のブドウの品種;バッファローの冬芽。 ブドウの種類や品種によって冬芽の形態が違うようです。 ヤマブドウの冬芽は卵形ですが、栽培ブドウであるバッファローのものは、三角形に近い形をしています。 大粒の巨峰もまた少し違うのでしょうね。
写真の冬芽の右横に何か盛り上がったものが見えます。 冬芽の出来損ない?、それとも葉痕の一部でしょうか?  不明です。
それと、冬芽と不明なものの下側を取り囲むように三日月状で表面が凸凹している部分は、葉痕のようです。 葉痕(茎側から葉に水と養分を送る送る管)の中に維管束痕が いくつか見えます。
2024.3.4
ブドウの新梢は、剪定をしないで放置しておくと一夏で2m以上伸びるので、果房の実つきをよくするために新梢の葉が10枚ほど伸びた頃、6月上旬にその先端を摘みます。 その切り口が写真右上の赤丸で囲ったところです。
植物は頂芽優勢なので、写真でも分かる通り、昨年の夏伸びた枝の一番先端の芽が伸びて太い枝になっています。  新梢が伸びて、それについた芽が伸びて出来た新しい枝を副梢と言います。 副梢は、通常葉が込み合わないように新芽の段階で葉を2~3枚残して摘心します。 しかし、この写真のブドウ;バッファローは副梢を摘心しなかったので、そのまま伸びてしまいました。 写真をよく見ると、副梢の二つ目の芽に枯れた小さな果房ができています(赤い縦長円)。 札幌の今夏は異常に暑かったので、本来なら来春開花結実するものが、今夏に開花して小さな果房をつけてしまったようです。 この枝には数個の冬芽がありますが、おそらく、来春にこの枝から花は咲かない、実が生らないと思います。

ヤマブドウ ⇒  雌雄異株

.ヤマブドウ ⇒  紅葉 

 

雪割 雪の融け方とリンゴの枝折れ

リンゴの苗を植えて今年で7年目なります。 5年目の夏に、花芽をつけさせるために枝を横に寝かせました。 方法は、実を生らせたい枝にひもを括り付けて垂れ下がった片方の端を地面に置いた石に巻き付けて、その重みで枝を引っ張り下げるのです。 一夏固定しておくと枝が固まり、翌年の6年目にはその枝には花が咲き、実が生りました。
枝を横に寝かせたことにより雪の重みで枝が雪折れしやすくなったので、6年目の冬(昨年)から雪割作業を始めました。 昨冬は雪が多かったこともあり2回雪割をしたのですが、今冬(7年目)は1月に2回大雪があったので、2月初めに雪割をしました。 そのとき、「今冬はこれで終わりかな?」と思っていたのですが、その後の降雪でリンゴの枝が埋もれているのに気づき、とりあえず雪割をしました。
雪の重みでリンゴの枝、特に主枝が折れると、その裂けた傷口から病原菌(腐らん病等)の侵入による枝枯れが発生する可能性があることや傷口の処置、枝の仕立て直しとその後の手当てが何かと大変なのです。

2024.2.21
雪割作業終えたリンゴの樹姿

雪割作業は埋もれた枝を傷つけないようにリンゴの枝の外側からスコップで雪を掘っていくのですが、その雪が重くて体に堪えます。 1本ならまだしも、「3本やれ」と言われると返事に窮するくらい、この時期の雪は重いです。
今冬の札幌は、2月13日に札幌市として55年ぶりに10℃を超える記録的な暖かさを記録するなど、2月初旬から例年に比べてとても暖かかったのです。 そのためか2月21日の雪割の日に雪の上を用心して歩くと、雪中に足をとられて往生することもなかったです。 雪がしっかり締まっている、固まっているのです。

リンゴの樹の周りの雪割をしていると、上層は “ ざらめ雪 ” で重く、30~50cmほど掘り下げると ” しまり雪 ”  になっていることに気づきます。
この表面の雪が硬くなっているのは、2月全般を通じて暖かかったことによって暖かい風が雪面を走り、新雪が解けてざらめ雪(重い雪)になり、その後の寒さでざらめ雪が固まっていったからなのでしょう。
また、1月は気温が低いことと太陽が低く日照時間も少ないために雪は解けないで、その後に降り続く雪が下層にある雪を圧縮していくのですが、2月に入ると太陽の位置も高くなり、また、気温の高い日も出てくるので、そのことが表面の雪を溶かして
“ざらめ雪 ” にするのです。 そして、2月に寒暖を繰り返すことによって、新雪→ざらめ雪→ざらめ雪の固まり というように雪質が変化していったのです。
リンゴの枝は。この  “しまり雪” と “ ざらめ雪 ” が幹枝に絡みつき、雪が融けるとき、その重みに引っ張られて折れるのです。

下図の札幌の積雪深さと降雪量(札幌管区気象台;中央区北2条西18丁目)を見ると、積雪の一番深い2月下旬の積雪深さは約75cmで、降雪量は約3m75cmです。 降った雪は全体の20%まで減っている?、圧縮さてているのです。

・降雪量(cm)
札幌管区気象台の累計降雪量グラフ
・積雪深(cm)
札幌管区気象台の積雪深グラフ
札幌市ホームページ 「冬の暮らし・除雪」より

雪の解け方は、上述したように12月中下旬から1月下旬までに降った雪はその後に降ったの雪の重みで “ しまり雪 ” に、2月以降は表面の雪が融けて “ざらめ雪 ” になって積雪は減っていくようです。 また、積雪下の地面も氷点下ではなく0℃以上はあるので、表層の雪が融けるのに比べるとその割合は小さいかもしれませんが、地温によっても雪は解けていくのです。
なので、果樹や庭木、低木類など雪の絡みついた枝は、雪が圧縮される “しまり雪” と粒状の氷になる“ざらめ雪” によって、さらに、地温によって 雪がなくなる最後まで下に下にと引っ張られていくのです。