昨日(8月17日)、台風7号が北海道に上陸しました。 その影響で、札幌でも強い雨が降り、札幌管区気象台によると、札幌市の中心部で24時間雨量が89.5mm、時間最大雨量が21.5mmの降雨でした。 本州の時間雨量80mmとか100mmに比べると少ないですが、札幌では久しぶりに強い雨が降りました。
当地方(札幌)では、5月下旬~6月上旬にミニトマトの苗を畑に植えると、7月中旬から収穫できます。 赤い実が最も採れるのは、8月中旬からです。 しかし、その頃から雨の日が多くなり、ミニトマトに実割れが出て、採り残すことが多くなります。
それで、今年(平成28年)は、実割れが出ないといわれている “ アイコ ” という品種を育ててみました。
2016.8.18
この写真は、8月17日、台風が通過した翌日に撮ったものです。 ミニトマトに実割れが出ています。 それを気にしなければ食べられるのですが、やはり実割れをしていないものを探してしまいます。
一方、“ アイコ ” は1個も見割れしていません。 タネをまくときに品種を選ぶ決め手になった宣伝文句「実割れが少ない品種」はその通りでした。
2016.8.18
普通のミニトマトに比べると少し大きめで、幅が3cm、長さが4cmほどあります。
果肉は緻密でかっちりしとしていて、中のゼリーは少なめです。
“ アイコ ” が実割れしにくいのは、ゼリーが少なく果肉が厚めで、実の形状がラグビーボールのようなところにあるのでしょうね。
昨年までは、普通のミニトマト(アイコより果肉が薄くて柔らかく、中のタネを包むゼリーが多い)を食べていたので、7月の採り初めは、アイコの果肉の堅さとゼリーが少ないのが少々不満でしたが、今はだいぶ慣れてきました。(本当は、ゼリーが多くて実割れしないものがいいのですが・・・)それでも、8月中旬頃からの実割れを考えると、おそらく来年も、“アイコ” のタネをまいていると思います。
<追記:8月23日>
昨日から今朝にかけて雨が降り続きましたが、台風9号は今朝(8月23日)札幌を通過したようで、9時を過ぎた頃から陽がさすようになりました。
ミニトマト “ アイコ ” を見ると、実割れしているものがありましたが、普通のミニトマトに比べると実割れの割合は少ないようです。