新緑 大通公園と定山渓

所用があって街の中心部に行ってきました。 大通公園の樹木は新緑に包まれていました。
2021.5.8
大通西6丁目 ケヤキ これは5月8日の芽吹き時期 2021.5.18
10日後の5月18日 ケヤキは新緑に変わっています。 ケヤキは、シナノキ、イタヤカエデ、シラカバ、カツラなどの在来種に比べて新緑の時期が少し遅いのですが、今年は5月上旬が例年比べて寒かったせいか、多くの樹木が一斉に芽吹き・新緑になったように思えます。
2021.5.18
大通西8丁目 ハルニレ林 ハルニレは春早く4月に花を咲かせ、開花後の種子の翼が緑色をしていて新芽が吹き出したか?と勘違いをします。 しかし、この時期の緑は新芽・新緑の緑です。

2021./5.17
5月17日に日帰り温泉 定山渓湯の花に行ってきました。
豊平川沿いの山肌は、ちょうど新芽が吹き出す樹や新緑になったばかりの樹々におおわれていました それらの色合いは淡い黄や緑、赤味がかったもの、少し緑色を増したものなど微妙に違う色調が斑模様に山肌を染めています。 春紅葉(はるももじ)です。 ほんのひと時、この時期だけ見られる春の奇跡?です。
写真の赤味がかった樹木は、おそらくアカイタヤでは? 背後の山肌に鮮黄緑色はイタヤカエデではないでしょうか?
写真ではなかなかそのほんのりとした柔らかな色調を写し出せません。
2021.5.17
春紅葉(はるもみじ)とは広葉樹が本格的な光合成を経て新緑になる前に葉が本来持つ赤や黄色の色素が現れて紅葉したように見える現象を指します。一方、落葉前に葉が葉緑素を失って赤や黄色に見えるのが秋の紅葉です。(ウェザーニュース)
2021.5.17

定山渓温泉(その3):紅葉

9月27日に定山渓温泉の紅葉一歩手前の山々を取り上げました。あれから10日が過ぎています。ちょうど今が紅葉の盛りと思い、日帰り温泉“湯の花”の湯につかる前に撮ったものです。時刻は午後3時半頃で、うっすらと雲に覆われた太陽は西に傾いています。太陽は5時頃山間に沈みます。
RIMG0020.jpg2013.10.6
秋の弱い日差しに霞む山々。紅黄葉の盛りは今週末でしょうか。すこし早かったようです。
定山渓
2013.10.6
豊平川沿いの樹々はイタヤカエデの割合が大きいのですが、まだ黄葉してないようです。イタヤカエデが黄葉すると、山全体が黄色~褐色に染まります。
RIMG0008.jpg2013.10.6
RIMG0023.jpg2013.10.6
夕日に当たると黄色味が強くなり、紅黄葉がきれいに見えます。
RIMG0023-001.jpg2013.10.6
ほとんど葉を落としている樹もところどころに見えます。写真中央にサーモンピンクに染まった樹が見えます。エゾヤマザクラ?それとも、メイゲツカエデ?ヤマモミジ?
黄葉している樹々は、シラカバ、ハルニレ、ハリギリと種類は多いです。少し褐色かかっている黄葉はイタヤカエデだと思います。まだ、紅黄葉していない樹々は晩生(おくて)のイタヤカエデとミズナラが多いのではないでしょうか?
<余談>
2~3日前のNHKニュースによると、世界自然遺産で有名な知床半島の一部では、今年は紅黄葉が見られないそうです。タケカンバの葉に褐色の斑点ができて黄葉する前に落ちてしまい、この時期に冬枯れの白い樹肌を見せているそうです。
原因は、病気か?、生理的な異常か?、それとも、今年の知床は夏場に降水量が少なかったので、それが原因である可能性も考えられるとのこと、まだその原因ははっきり解っていないそうです。

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定山渓温泉:そこまで来ている紅黄葉

明朝の気温が10℃を下回りそうです。“涼しい”というより朝晩は“寒い”です。札幌に本格的な秋がやってきました。所用で定山渓に行ってきました。本格的な紅黄葉に入る一歩手前の札幌の山々の姿です。
RIMG0008(アカジ)2013.9.26
豊平川の支流 薄別川沿いに拡がる定山渓温泉。周辺の山々は夏場の鮮やかな緑から紅葉前の色あせた?というより冬支度の準備に入った緑に変化しています。一部の樹木はすでに紅葉が始まっています。
RIMG0005(アカジ)2013.9.26 定山渓温泉
RIMG0009(八剣)2013.9.26
定山渓温泉より札幌側に5kmほど手前に位置する八剣山。尾根沿いのゴツゴツとした岩肌が特徴で、標高498mの山です。国道230号から撮っています。近くに見える樹木の紅黄葉が始まっています。写真中央左手に黄緑色の樹木が見えます。ヤチダモではないでしょうか?ヤチダモは黄葉しますが、鮮やかな黄緑に変わるものもあります。もう少しするともっと鮮やかな黄緑になるのではないでしょうか?

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新葉から新緑へ(その2):定山渓温泉

小用で定山渓温泉まで行ってきました(5月28日)。温泉につかったわけではありません。
定山渓温泉は札幌の中心部から西へ約25kmほど離れたところにあり、札幌の奥座敷と呼ばれています。同温泉は豊平川の支流薄別川沿いに宿泊施設やホテルなど温泉街が拡がっています。
当地は支笏・洞爺国立公園の区域に入り、周囲を山々に囲まれていて、春の鮮緑、夏の深緑、秋の黄葉、冬の雪山とその時々にそれぞれの美しさ、鮮やかさを見せてくれます。
1-014(akaji).jpg2013.5.28
先週末から気温が上がり、山々は一気に新芽を吹いたようです。市街地周辺の山々は、最初、ヤナギ類やイタヤカエデなどが芽吹き、しばらく間をおいてからミズナラなどが続くため、山肌は鮮緑と褐色の斑模様になります。しかし、ここでは、サクラもイタヤカエデもミズナラも多くの樹木があまり時間を置かないで一斉に芽吹いて花を咲かせたり新葉になるため、新緑の鮮やかさやとその色合いの美しさは市街地周辺の山々に比べてより一層強くなるようです。そのように感じます。秋の黄葉は当然に美しく鮮やかなのですが、春の新緑も、幾分柔らかいパステル調の色合いはそれに負けないくらい美しいです。残念なのは、透き通った水の流れる渓流沿いに生えてる樹木をカメラに収めたかったのですが、この赤茶けた川です。上流のどこかで工事を行っているのでしょうか、がっかりと言うか残念な気分です。
1-010(akaji).jpg2013.5.28
1-007(赤字)2013.5.28
豊平川沿いの山々には、イタヤカエデとアカイタヤがとにかく多いように思います。5月中旬に国道230号線を車で走ると、藤野を通り抜け簾舞を過ぎた辺りから道路沿いに生えているイタヤカエデの黄色い花をよく見かけます。

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