ケヤキ 伊夜日子神社

車で豊平川沿いを北に走り、幌平橋で左折して中島公園を左手に見ながら200~300m行くと同じ左手に伊夜日子神社の赤い鳥居が目に入ります。 さらに50mほど走って道路(通路)を左手に曲がり、 100mほど走ると赤い建物の中島体育センターがあります。 その50mくらい左手前に
ケヤキ
2015.8.10
このケヤキが立っています。
高さは優に20mを超え、縦横の枝張りも23~25mはあります。 樹形は、ボリューム感のあるこんもりとした扇形をしてます。
今回ブログのタイトルを 「ケヤキ 伊夜日子神社」 としてますが、この樹が立っている場所が微妙で、中島公園と伊夜日子神社の境界線辺りにあり、どちらの所有かはっきりしません。 しかし、道路の縁石の伊夜日子神社側にこの樹が立っているので、とりあえず、伊夜日子神社の樹ではないか?ということで、そのようにしておきました。

ケヤキ 伊夜日子神社 地際から7本 W=25 H=20強 D=40~70
2015.8
しかし、この樹の特徴は、この大きさではなく、直径が50~70cmあるような太い幹が地際から7本にも別れて立っていることです。 ケヤキ
2015.8.10
1本1本の幹の太さを測ってみると、①181cm、②169cm、③169cm、④153cm、⑤131cm、⑥162センチの6本と、7本目の幹は、地際から1mくらいの高さで分岐していて、 1本は124cmとその片方は130cmあります。 合着した部分の幹周を測ろうとしたのですが、手が回らず測れませんでした。 直径だけでもと思い測ると、長い方で1.1mほどありました。
ケヤキ
2015.8.10
この大きさのクラスの樹になると、普通は根張りが出ているのですが、全くありません。 おそらく、道路との境界沿いにある縁石を設置するときに土砂を20~30cm盛ったようです。 樹木の生育にとって一番悪いのは、根元周辺に厚く土を盛ることです。 だんだんと衰弱して、枯死する場合があります。

そんなことより、中島公園か伊夜日子神社に行ったときは、是非、この樹を一度見てください。 なかなかのものです。

ケヤキ 伊弥彦神社
2014.5.11
春 中島公園で開かれる “ 春の園芸市 ” で、道路は車で一杯。

ケヤキ 伊夜日子神社
2012.11.9     秋の紅葉

ケヤキ 伊夜日子神社
2015.4.14   冬枯れ
ケヤキ 伊弥彦神社
2015.4.14

ケヤキ(その1):冬芽 

094 ケヤキ2013.4.10
冬芽は、二列互生し、卵形ないし円錐状卵形で、長さ2~3.5mmあり、扁平せず、日陰側に1個の平行予備芽を持ち、開出する。仮頂芽は上位の側芽と同じ大きさであり、下位の側芽は小さい。芽鱗は托葉起源で、暗紫褐色ないし暗栗色をし、無毛で、4~5対が瓦状に重なる(落葉広葉樹図譜)。
しかし、この写真の仮頂芽は少し小さめのようです。
012 ケヤキ2014.2.28
2月9日、今から約3週間前に花瓶に生けたものです。それから2週間程は、ほとんど芽に動きはなかったのですが、今週月曜日からの暖かさ、よい天気が続いたことで、急に芽が動き出しました。
018 ケヤキ2014.2.28
ケヤキの芽だしは、ピンクがかった茶褐色の芽鱗が目立ちます。そして1週間も経つと、それらは芽を冬の寒さから守るというい役目を終えて枯れてしまいます。
015 ケヤキ2014.2.28
054 ケヤキ 澄川ふれあい公園2011.2.4
樹高約7~9m 高さ1mのところでの幹径:40~50cm  澄川ふれい公園(街区公園)
ケヤキらしい樹姿です。
この公園は平成6年に造られています。樹齢は約30年です。周りに建物や樹がなくて、土壌が合ったのか、生育に適する条件が揃うと20年でこんなに大きくなるのですね。少々驚きです。

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村