ヒマラヤユキノシタ

ヒマラヤユキノシタ 2016.4.24
我家の近くで、農家さんが道路と畑の境界に植えているヒマラヤユキノシタです。
昭和の時代に建てられた、比較的古めの住宅の庭先で見かけます。 庭の片隅に、石を配した根締めに利用されています。
この花は、花の咲いている期間が長く、写真では花梗は10cmくらいと短めですが、20c~30mに伸びて、5月に入るとすらっとした草姿になります。

ヒマラヤユキノシタ 2016.4.24
ヒマラヤユキノシタは、ユキノシタ科ベルゲニア属(Bergenia属)で、アジア東部のヒマラヤ、中国、シベリアなどに分布している。大きくて革質で厚い葉は楕円形で、葉柄は大きく、基部は鞘状になる。花は長く伸びた花茎の頂部に多数が集散状について、早春に開花する。(園芸植物大辞典)

ヒマラヤユキノシタ  2015.4.30
ヒマラヤユキノシタの学名は、Bergenia.stracheyi(ベルゲニア ストレイチー)。 本属は世界に10種あり、種間雑種が容易にできるために、園芸品種が多い。 上の2枚の写真も、花の形状が違うので、おそらく、交雑品種の可能性は高いようです。

個人の庭、道路端などどこにでも植えられていて、ほとんど手入れをしなくても元気に育つようなので、北国向きの植物です。

<栽培>
耐寒性の強い多年草で、通常半日陰の庭に植えるか、石組の間に植えつけている。増殖は株分けをするか、根茎を切って土に埋めて発芽発根したものを用いる。(園芸植物大辞典)