豊平川  黄葉

今週の始め(11月9日月曜日)から急に寒くなりました。 岩見沢では雪が40cm以上も降ったそうで、北海道には12月並みの寒気が入ってきたようです。 札幌の早朝の気温(最低気温)も0℃前後の日が続き、おまけに雪も降ってしまいました。 そのため道路脇のイチョウの葉が雪の重みで一斉に落ちてしまい、歩道は黄色に染まっています。 自転車に乗って向かってくる風は冷たく防寒着なしで走れません。 秋から冬に切り替わったのです。
2020.11.13

12日(木)は好天に恵まれたので、豊平川沿いを自転車でサイクリング。
2020.11.12
豊平川に架かる南22条大橋から南方面を撮影。
河道に生えている樹木が黄葉しています。 多くはヤナギの仲間ですが、葉にまだ青みが残っているのはニセアカシアではないでしょうか? 2020.11.12
南22条大橋上から南方面を撮影。 少し色褪せ気味のグリーンの芝生は豊平川の河川敷。中央に走る1本の線はサイクリングロード。 2020.11.12
ミュンヘン大橋上流左岸(ミュンヘン大橋と藻岩橋の中間辺り)で撮影。
奥に見える山は藻岩山。 枯木になった山肌に、うすぼんやりと黄色味を帯びている部分はカラマツ林。

 

豊平川 ヤナギの黄葉

今日は11月3日、文化の日。 札幌は11月に入るとどんよりとした雲の日が続き 、気温もグッと下がってきます。 日本海側特有の冬型の気候になることが多くなります。 札幌市の過去30年間の11月3日の平均気温は8.6℃、最高気温は12.1℃、最低気温は4.0℃です。 この平均気温8.6℃は東京の12月8日に当たります。
ところが、今年は雲一つない快晴で、気温も最低気温は5℃と平年より少し高い程度ですが、最高気温は16℃まで上がり10月中旬の気温です。 私は札幌に来てから40年以上たちますが、今日の澄み切った青空と11月上旬としては珍しい暖かさは、初めての経験のような気がします。 それぐらい今年の札幌の文化の日は好天に恵まれました。

2018.11.3
豊平川の河床に生えている樹木は主にヤナギやポプラなどです。 場所はミュンヘン大橋と藻岩橋の間。 背後に見える山肌は藻岩山の一部。
河川敷では、マラソン大会が開催されているのでしょうか? 大勢の人が数珠つなぎになって走っています。

2018.11.3
石山大橋から豊平川上流を撮っています。 黄色く色づいている樹木の多くはヤナギの仲間です。

 

 

 

石狩川河口付近

先週の日曜日(7月8日)天気が良かったので、石狩川の河口付近までサイクリングしてきました。 豊平川の河川敷にあるサイクリングロードを走ります。 幹線道路を走るときは、背後から追い抜く車や信号、歩道を走ると歩行者などを常に意識して走らなければいけませんが、河川敷のサイクリングロードは、散歩やランニングを楽しむ人に注意すれば信号など自転車の走行を妨げるものがほとんどないので、快適なサイクリングを楽しめます。 それに、なんといっても、どこを見ても空、空、空、360°の視界で走るサイクリングは快適そのものです。
朝9時頃自宅を出発すると、途中で気になる植物があると写真を撮ったり休憩をしたりで11時過ぎ、約2時間強で到着します。 実際に自転車に乗っている時間は1時間半ほどです。


写真は河川敷のサイクリングロード終点近くで、ここから1kmほど下ると石狩川に架かる鉄橋、北海道で一番長い鉄橋、石狩川橋梁にぶつかります。
サイクリングロードの両サイドが赤く染まっています。 ヨシ(クサヨシ?)です。 夏の終わり、8月末になると、この赤茶けた穂が真っ白になります。

サイクリングロード右側は帯状に水が溜まっています。 このサイクリングロードを利用するようになって20年近くになりますが、7月にサイクリングロードに水たまっているのを見るのは初めてのことです。
今年の6月中旬から曇りや雨の日が多く、本州のつゆ状態が続いています。その影響か、強い雨が降ると水が引かないようです。テレビでは、サクランボが雨で実が割れて収穫できなくなっていると報道していました。
写真は、石狩川の堤防に上がって撮ったものです。
草原の向こうに樹林の間から白っぽい部分が見えます。 石狩川です。 写真では判りづらいが、水の色が少し濁っています。 3~4日前に降った大雨が原因のようです。 その遠く向こうに山並みが続いています。 どの辺りに位置する山々なのでしょうかね?

 

豊平川  新緑

札幌のサクラは、札幌管区気象台が4月26日に開花を発表し、29日に満開となりました。 今日(5月1日)、都心部を自転車で走るとと、大通公園、中島公園など満開のサクラをあちこちでみることができます。
そして、プラタナスなど芽出しの遅い樹木を除いて、ネグンドカエデやイタヤカエデなどカエデ類、ライラックなどハシドイの仲間、ケヤキなど、今、ちょうど新芽が膨らみ小さな新葉を拡げようとしています。 札幌に待ちに待った本当の春がやってきました。

  
2018.5.1
写真左はミュンヘン大橋上流右岸(豊平区側)から豊平川上流を撮っています。
写真右は豊平川と真駒内川の合流地点で、藻岩上の橋、歩道専用橋から撮っています。 左側の細い流れが真駒内川です。

高層ビルの向こうに見える山並みは青白い影絵のように霞んで見えます。
河床生えている樹木の多くはヤナギの仲間です。 新芽が展葉して新緑になってきています。黄色の樹冠をした樹木は、今ちょうど黄色の花を咲かせている、シロヤナギではないでしょうか?

目を河川敷に転じる(写真左)と、芝生の緑が新鮮です。 つい1ヵ月前は、この辺りはブルドーザが薄汚れた雪をt溶かすために動き回っていたところです。 4月中旬には溶けた雪の下からブルーシートが姿を現していました。 約半月の間に雪が解け、芝生が渇き、後片付けと清掃が終わったようです。これからは、思いっきり豊平川のサイクリングロードを走ることができます。 札幌の夏の始まりです。

 

 

豊平川  新春

新年、明けましておめでとうございます。
本年も当ブログに昨年と同様に立寄っていただければ幸いです。

2017.12.25
写真は、石山大橋から豊平川上流を撮っています。
河床にできる雪の斑模様がおもしろいです。
写真右側、河床に赤っぽい色をした樹木が立ち並んでいます。 枝が赤くなるヤナギの仲間のようですが、樹種はわかりません。
2017.12.25
この樹林の中に、冬芽を覆う芽鱗がはじけて、中から白い綿毛を出している樹を見つけました。 他にもこのような樹があるのか双眼鏡で探したのですが、見えた限りではこの1本だけのようです。
ヤナギ類が花を咲かせるのは4月で、まだまだ先のことです。 ヤナギ類は雌雄異株ですので、これはどちらなのでしょうかね。 それにしても、人間の世界と同じように、このような変わり者がたまにいるのですね。

しかし、このブログで紹介しましたが、バッコヤナギも晩秋~初冬に白い綿毛を出す樹があります。 なので、ヤナギの仲間にはこのような習性があるようです。

 ⇒ バッコヤナギ(その2)
 ⇒ ヤナギは真冬に花を咲かせる準備をする