ハイイヌガヤ  野幌森林公園

10日程前になりますが、5月13日(土曜日)に野幌森林公園に行って来ました。
ちょうど新芽の吹き出す頃で、林内は夏場と違って明るく見通しが効き、ハイキング等ウォーキングには最適でした。

野幌森林公園は、約2,000ヘクタールという広大な面積を有しています。 2,000ヘクタールは、1辺の長さが約4.5kmの正方形と同じ大きさです。 札幌市の中心部、環状通の内側がすっぽりと入るくらいの大きさでしょうか。

野幌森林公園は、北海道百年を記念して、1968(昭和43)年に「北海道立自然公園」に指定。敷地面積2,053ha、札幌市・江別市・北広島市の3つの市にまたがる野幌丘陵に広がる。大都市近郊にありながら、まとまった面積の森林が残されている平地林は、日本でも数少ない。公園内の約8割が国有林で、鳥獣保護区になっている。 樹木約110種、野草400種以上、キノコ200種以上、野鳥140種以上、昆虫1300種以上のほか、エゾリスやユキウサギなどが生息する。1977(昭和52)年には、昭和天皇の在位五十周年を記念した「昭和の森自然休養林」に指定された。
(ようこそさっぽろ北海道札幌観光案内)

野幌森林公園にハイイヌガヤが生えていました。
2017.5.13
写真中段、濃緑色の木がハイイヌガヤ。 高さは1.0~3.0mくらいでしょうか。樹林下に生えています。 写真手前はササ(クマイザザ?)  2017.5.13
写真中央、根元部分の幅広い幹はカツラ。 濃緑色の木がハイイヌガヤ。 写真手前はフキ。
野幌森林公園の自然林は、戦中戦後に燃料としてのまきに利用されたらしく、多くの樹はそれほどの樹齢ではないのですが、樹林内のところどころに樹齢100年以上、いや何百年も経っているカツラを見ることができます。 マキにするには大きすぎて、持て余して残されたのでしょ
うか?
2017.5.13
写真の丸いつぶつぶは雄花。
ハイイヌガヤはちょうど開花時期で、人差し指で跳ねると,ちょうどスギの花粉のように、白い粉(花粉)が飛び出します。