ズミ

2016.5.21
北大植物園のロックガーデン近く、池の畔にあるズミ。 高さは6~7m?くらい。 ズミ特有の樹冠全体が真っ白な花で被われる。
山地や原野のやや湿ったところに生える落葉樹。 高さ2~10m。小枝はしばしば刺状になる(北海道樹木図鑑)
2020.5.25
これは我家の近くで撮ったズミと思われる樹。 定山渓鉄道跡地横に生えている。 2017.5.25
ズミの花。 花は径2.5~3cm。 2021.5.8
ズミのつぼみ。 つぼみのときはピンクをしているが花弁が大きくなるにつれて白く退色していく。
短枝の先に5~7個の花をつける。 ※短枝の葉は長楕円形で長さ3~10cm、細鋸歯縁(写真では判別できない)。(北海道樹木図鑑)

※短枝:枝には、①よく伸びた枝(徒長枝)②その年伸びた枝の基部付近から出る成長の少ない枝(短枝)、③その中間の枝(中枝)があり、①短枝は組織が充実していて、花芽や実が結実しやすいという性質がある。特に実もの樹種の一部ではこの短枝にのみ花芽を持つものが多い(盆栽用語集) 2016.6.12
長枝の葉は卵形でときに3~5中裂する(北海道樹木辞典)が、短枝につく葉はすべて中裂しない。
この写真は、北大植物園のロックガーデン横、池の畔に生えているズミの葉。 ほとんどすべての葉が中裂している。 このような樹はめずらしい。 下の写真のように、他の場所で見るズミと思われるものは中裂している葉と中裂しない葉が混ざっている。
2020.7.4
中裂の度合いは個々の樹によって多い少ないの程度の差はあるが、写真のズミは中裂している葉が多い方。

 エゾノコリンゴ? それとも ズミ