カブ

 今朝、窓のカーテンを開けて外を見ると、隣家の屋根にうっすらと雪が積もっています 。 昨日の天気予報で雪が降るといってましたが、そのとおりになりました。 今年(今冬)初めての雪です。 札幌の平年の初雪は10月28日だそうで、昨年は11月8日とかなり遅かったのに比べると、今年は例年並みというところでしょうか。
我家の今シーズンの家庭菜園も終りを迎えようとしています。 あと収穫するのは、ダイコンとハクサイだけになってしまいました。 それが終わると、庭の作業は、残すところちょっとした冬囲いのみとなってしまします。
今日の話題は、野菜の“カブ”です。
夏の終り、8月20日に種をまいたカブが思っていた以上に大きくなり、10月上旬?から味噌汁の具やレモンの酢漬けとして、我家の食卓に上がってきました。
9月29日のブログ“ホウレンソウ”で、8月20日に種をまいたカブは、その大きさが2~4cmで、(札幌だから)この時期からではこれ以上大きくならないだろうと記しています。 ところが、
1-002 カブ2014.10.23
左のカブ:5cm強、 右:8cm
10月20日過ぎになると、8cmほどのカブが収穫できました。 スーパーマーケットで売っているほど立派ではありませんが、自家用に食べる分には十分の大きさです。
種の袋には、名称:寄居カブ、 は種期:寒冷地4月下旬~6月下旬、 収穫時期:まいて50日位になったら と書かれています。
今年は、3回種をまきました。
1回目: 5月 7日
2回目: 6月 8日
3回目: 8月22日
5月、6月、8月の3回とも収穫は、種をまいてから1ヶ月半から、約50日、袋の説明文のとおりに収穫しています。 種をまいてから収穫までの日数はあっていますが、は種期については、袋に書いてある6月下旬までではなく、8月下旬、玉が少し小さめで良ければ9月始めまで可能なようです。
<追記:種苗会社は、カブは冷涼な気候を好む作物なので、北海道でも夏場の栽培(特に、は種~苗の期間)が難しいと判断して、は種を6月下旬にしたのでしょうかね?。 ホウレンソウは上手に育てられなかったですが、カブは大丈夫なようです。
<余談:カブについて>
〇 原産地及び来歴
カブの原産地は、ヨーロッパの地中海沿岸やアジアのアフガニスタンの辺りで、ヨーロッパでは起源前から栽培されていたそうです。 日本にはかなり古い時代に中国から渡来し、平安時代には重要な作物になっていたそうです。(園芸植物大辞典)
“カブ”というと、日本に古くからある野菜(日本が原産地)というイメージがあったのですが、原産地は遠くヨーロッパや西南アジアなんですね。

〇 寄居カブ(今回まいた種の種類)
新潟県寄居町で300年ほど前からつくられていたカブ。 中型のかぶで肉質が柔らかく風味がよく、煮物や汁物にいいそうです。
〇 性質
冷涼な気候を好み、生育適温は15~20℃で、高温条件では根の肥大が劣り、また、ス入りの進行を早める。(北海道の野菜づくり全書)
関東以西?では、夏場の栽培は難しいようです。

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