ハエドクソウ

2017.7.18
写真は、豊平公園内樹林下に生えているハエドクソウ。 場所は豊平公園の駐車場 から緑のセンターへ行く途中の園路沿いに広がる林床を被っています。 日陰を好む植物のようです。
2015.7.12
開花期間は比較的長く、7月上旬~8月頃。 花穂の長さは20cmくらいで、唇状の白い花を花梗の下の方から穂先に順次花を咲かせます。
2019.7.17
草丈は70~80cmほどで、葉は5~6対対生し、花穂は先端とその下の葉の葉腋から出てくるようです。
ハエドクソウは漢字で書くと蠅毒草で、葉、茎、根の植物全体に有毒成分があり、根をすりおろして煮詰めた汁でハエ取り紙をつくるのに使われていたそうです。
ハエドクソウ科ハエドクソウ属

2019.7.17               2019.8.6
写真は花が終わった後にできた果実で、萼の先の刺状の歯が成長して硬くなり、それが人や動物などにくっついて運ばれる。
写真右の赤い部分(萼の先の刺状の歯)はJの形状をしていて外側に反り返り、衣服などに引っかかりやすくなっている。