チンゲンサイ  採り残し

2019.10.16
我家の名シェフの料理に使ってもらえずに畑に採り残されたチンゲンサイ。 7月8日にタネをまいています。 そろそろ霜が降りる10月半ばに花が咲きました。 チンゲンサイの花を見るのは初めてです。 花の大きさは、ダイコンやスティックブロッコリーに比べると小さめで、強いて言うなら冬場から春先に出回るナバナに似ています。
2019.10.16
アブラナ科特融の花弁が4枚の花を咲かせています。 ちなみに、ダイコン、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、コマツナ、カブ、ワサビなどアブラナ科野菜は、花弁が4枚で、雌しべが1本、雄しべが6本なのだそうです。

<余談 パンダとともにやってきた野菜 >
今から37年前(1972年)、日本と中国の国交が再開(正常化)されました。 その当時、田中角栄と周恩来首相がにこやかに握手する場面がテレビに映し出されているのを今でも覚えています。 そのときの中国からのお土産がパンダでした。 東京の上野動物園でパンダを見ようと長蛇の列ができたのを思い出します。 そのころにチンゲンサイも中国から日本にやってきたのです。
当初はタアサイやパクチョイという呼び名でしたが、用語の混乱を避けるために、葉柄が緑色ものをチンゲンサイ、白色のものをパクチョイに呼ぶように統一されました。