ツリフネソウ  釣船草

2019.8.24
南30条辺り藻岩山の裾野に生えているツリフネソウ。 分かりi辛いですが、写真右側と中央の小さな白い点々がツリフネソウの花。 日陰で湿気った場所を好む植物の
ようです。

2019.8.24
写真左、花軸が斜めに伸びて、その先に花をぶら下げているように見える。
夏の末から秋にかけて、枝先の葉のわきに花軸をだし、数個の花を吊り下げる。 花は紅紫色で、がく片が3枚と花弁3枚が組み合わされて船の形になり、がく片の1枚は大きな筒形で、後方に長く伸びてしだいに細くなり、先がうずまき状に巻いている。 花弁は下側の2枚が大きくて、全面に並ぶ。 果実は紡錘形で、ホウセンカのように熟するとわれて種子をはじき飛ばす。(園芸大百科事典)
2018.8.24
群生している1本を引っこ抜いてみました。 草丈は約60cm。 ツリフネソウは宿根草だと思っていたのですが1年草なのだそうです。  2019.8.24
写真は北大植物園の湿地にはえているキツリフネ。
2019.9.1
ツリフネソウは自然に生えているものしか見ていなかったので、幹線道路の植樹桝にこの花を見たときは少し意外に思いました。 パソコンで調べてみると、タネでは販売されていませんが、山野草の苗で売っていました。
ツリフネソウは比較的容易にタネを採取できそうなので、この植樹桝に植えられているものは、植物好きの人が自家採取するか、それともどこかでタネを手に入れて、それを育てたものなのでしょうね。