イワミツバ

イワミツバ 2016.6.24
豊平公園の駐車場西側樹林帯に群生するイワミツバ

イワミツバ 2016.6.24
イワミツバ  : セリ科。高さ40~80cmの多年草。 地下茎が伸びて群生する。 主に生えている場所は道端や空地。(北海道の花)
イワミツバ 2011.6.22
花は複散形花序に多数つき、径2mmほどの花弁は5枚。(新北海道の花)

イワミツバ 2016.6.24
葉は1~2回の3出複葉。 小葉の大きさは左右不揃いで長楕円形、長さ3~10cm、鋸歯縁で先がとがり、下部のものには長い柄がある。(新北海道の花)

イワミツバ(斑入り)  2016.6.15
個人の庭で見るのは、こちら、斑入りイワミツバ。

<余談>
名前に “ ミツバ ” がつくことや花葉の風情から当然のように日本に元々自生する種(しゅ)と思っていました。 ところが、調べてみると、原産地はヨーロッパ。 さらに調べると、以下のウェブページが
→ http://mainichi.jp/articles/20151220/k00/00m/040/088000c

北海道が独自に動植物12種を指定外来種に定め、その内の植物2種が、フランスギクとイワミツバです。 市内を自転車で走り回っていて、フランスギクは指定も仕方がないと思いますが、イワミツバはセリ科で花もそれほど目立たないので気づかなかったのでしょうが、それほど道内で拡がっているとは驚きです。
2013年に制定された生物多様性保全条例は、今年(2016年)6月19日から施行され、指定種は適正な飼養や販売時の説明が義務付けられるほか、野外に放つことが禁止され、違反者には30万円以下の罰金が科されるそうです。