日本列島を縦断的に秋雨前線が停滞しているために全国的に雨で、うっとしい日が続いています。この天候はしばらく続きそうで気が滅入ります。西日本ではまだ暑い日がやって来そうですが、ここ札幌では、この秋雨前線が南下すれば、正真正銘の秋に入ります。夜は十分に涼しくなってきています。
ノブドウの実が紫に色づいてきています。
2013.8.11
ノブドウは日本全国の山野に生えている、普通に見られるつる（落葉ツル性木本）です。札幌の街中や公園では見かけない種類です。しかし、山野に出かけなくても、国道４５３号や五輪通など郊外の道路沿いの樹木に絡まっているのを見かけます。この写真は、南２９条西１０丁目付近（山鼻南小学校）、福住桑園通沿い（藻岩山の裾）に生えているノブドウです。
2013.8.11
ノブドウは、いつ頃からか（７月に入ってから）花が咲き始め、秋口まで咲き続けます。なので、８月に入ると、枝先では花を咲かせながら、その基部の方では実が大きくなってきています。
2013.9.1
そして、秋の気配を感じろ頃、ナナカマドの実が色づき始める頃、このノブドウの実も紫色を帯びてきます。
2011.6.4　豊平公園
５月中下旬頃？芽吹き始め、６月上旬には、赤味を帯びた葉を伸ばし始めます。
2012.7.17
花は花軸の先に多数つけ（集散花序）、１個の花の大きさは、とても小さく３ｍｍくらいでしょうか。
2012.8.18
2012.10.27
秋が深まると、紫紺色が濃くなってきます。
2011.7.15
斑入りノブドウ、ニシキノブドウ、ノブドウ“エレガンス”などの名前があるようです。
2011.7.15


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